このブログでも書きましたが、
2022年3月、米アカデミー賞の授賞式で、
俳優のウィル・スミスさんが
コメディアンの
クリス・ロックさんの顔を
壇上で平手打ちをしました。
授賞式でクリス・ロックさんが
脱毛症に悩むスミスさんの奥さんの髪形を
からかうような冗談を口にしました。
それに対して、
スミスさんがステージに上がり
クリス・ロックさんに平手をしました。
これによって、
ウィル・スミスさんは、
今後10年間、授賞式への出席を禁止され、
アカデミー賞意外の授賞式を含む関連行事への
出席を禁止されています。
そんなウィル・スミスさんが
事件後、はじめてコメントがネット記事に
あがっていました。
ウィル・スミス、沈黙を破る
アカデミー賞の平手打ち事件について
初めてカメラの前で語る
https://news.yahoo.co.jp/articles/046a328b7df635590c54aa4b5ebb736da5d584e4?page=1
これを読む限り、
心から反省をしていて
自分のしてしまったことに向き合っている
印象を受けました。
それに対して、
平手打ちをされた
クリス・ロックさんは、
自分のステージでこの事件をネタに
笑いを取っているようです。
ウィル・スミスさんの
暴力は許されるものではありません。
しかし、人は過ちを犯します。
過ちを犯した自分から目をそらさずに
向き合っている姿は、
事件をネタに笑いを取っている
被害者よりも好感を持ちます。
長い時間軸で考えた時に
被害者と加害者が逆転する
ということがあるのだと思います。
もちろん、
許されない罪もあります。
このネットの記事にもありましたが、
平手打ちされた
クリス・ロックさんの家族は
ぬぐえない屈辱を感じているのだと
思います。
そんな簡単な話ではない
とも思います。
しかし、被害者が
被害者であることを利用して、
加害者に対して、
マウントを取っているのを見るのも
気持ちが良いものではありません。
被害者としてどう振舞うか?は、
他人がどうこう言う問題ではない
と思います。
しかし、そこには、
生き様というか、人間性というか
良い悪いで割り切れない問題が
あるように思いました。
結局、相手は変えられないので、
相手に変わることを求めるのではなく、
自分がどう変わるか?しかないのだと
思います。
このネットの記事を読んでいて、
ざわざわしたので、
そのことをブログに書きました。
こういう感覚は大事にしたいなぁ~
と思いました。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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