今日は、
チームビルディング経営塾5期の
最終回でした。
最終回は、
チームビルディングでいかに成果を出すか？
というお話です。
チームビルディングをやるから
成果が出るわけではありません。
成果が出るように
チームビルディングをやるから
成果が出るのです。
最終回は。
どのようにチームビルディングを
活用したら成果が出るのか？
をお話しました。
まず、大前提は、
人はやりたいことしかない
ということです。
やりたいことというと
語弊があるかもしれません。
やりたいことというのは、
自分が正しいと思っていることや
これで良いと思っていることです。
だから、他人をみて、
なんで、この人はこんなことを
するのだろう？とか、
なんで、この人はこんなことを
言うのだろう？
というのは意味がないのです。
その人がそうしたいと思っているのは
その人の選択です。
選択はその人の自由ですから、
まずは、それを受け入れることです。
これを受け入れられるように
チームビルディング経営塾では、
「思考」「欲求」「行動特性」を
お伝えしています。
つまり、人と人は違うから、
「なんで？」は意味がないことを
お伝えしています。
そのうえで、
自分と違う人と一緒にやっていくための
やり方をお伝えしています。
それは、
共通の目的を持つということです。
それぞれ、やりたいことや
正しいと思っていることが違います。
しかし、より深いところで、
共通の想いを持っているはずです。
たとえば、製造業であれば、
良いものを作りたい！
と思っているでしょうし、
サービス業であれば
お客様に喜んで欲しい！
と思っているはずです。
そこを信じて、
お互いに共通の目的を持てるように
話し合うことが必要です。
そこから、
どうなっていたいたらよいのか？
という「共通のビジョン」を作ります。
その時に大事なことは、
正しい「ビジョン」ではなく、
共感される「ビジョン」を作ることです。
次に、
その「ビジョン」を実現するための
目標設定をします。
「ビジョン」に共感していれば、
目標は自分事になります。
自分のやりたいことだから、
実行力があります。
目標が決まったら、
チームでその目標達成のために
行動をします。
しかし、簡単には目標達成しません。
今までのやり方や役割では、
今まで通りの成果しか出ません。
今まで以上の成果を出したければ、
やり方を変える必要があります。
今までと違うやり方や役割で
やろうとすると不安になります。
そこを支えるのが「コーチング」で、
基本的に自分で決めて行動することを
サポートします。
上司が自分のできるやり方を
教えるのではなく
本人ができるやり方を一緒に見つけていく
というプロセスを経て、
できようになってもらうということです。
正直、時間がかかります。
しかし、結局、
人はできることしかできないので、
コツコツ積み上げていかないと
崩れます・・・
人と人は違うのです。
このように目標達成しながら、
人ができるようになるサイクルを回します。
そして、
目標設定を業績を連動させることで
成果につなげていきます。
最初は、
業績に大きな影響を及ぼせなくても
できることがふえていけば、
大きな影響を及ぼせるようになります。
結局、継続的に成果を上げるのは、
人であり、チームです。
人とチームを育てない限り、
経営は安定しません。
しかし、
人とチームを育てている時間が
取れないと思います。
だからこそ、
仕事の中で、業績を上げながら、
人とチームを育てる！
これが、
チービルディングで成果を出すやり方
という訳です。
そして、
そのための知識や技術を
チームビルディング経営塾で
お伝えしています。
昨日、6ヶ月で6回の講義が終わって
正直、ほっとしています。
いつも、最終回に近づくにつれ、
ちゃんと伝わっているかな？という
不安がよぎります。
でも、昨日、参加者のみなさんが
ズッシリ受け取ってくれている感じが
伝わってきました。
自分の弱みに向き合って、
チービルディングをあきらめないで
人とチームを育てて行こうとする
経営者の皆さんに敬意しかありません。
私にできることは、
チームビルディング経営塾を続けることで、
皆さんが戻ってこれる場所をつくる
ことだと思っています。
お陰様で、
次期（6期）も定員に達したので
開講できます。
まずは、10期を目指して。、
私自身もコツコツ積み重ねていきたい
と思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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