食わしてやっているというのがよくない

昨日に引き続き
友人と旅をしています。

 

昔話をして
盛り上がったのですが
家族の話になることが多いです。

 

昭和世代ですから、
家族をそっちのけで
仕事をしてきました。

 

だから、お互い、
家族崩壊の危機を何度も
経験しています。

 

話していて、
結局、結論に至ったのは、

食わしてやっている
という考え方がよくない!

と言う結論に至りました。

 

最初は、売上ゼロからの
スタートですから、
家族に迷惑をかけます。

 

買いたいものも
我慢してもらったり、
外食や旅行なんかも
ほとんど行けませんでした。

 

それが、
だんだん売上が上がってきて、
できることが増えてくると、
だんだん傲慢になってきます。

 

家族の行事に出られなかったり
子どもの面倒や家事を
妻に任せっぱなしにしても、
俺が食わしてやっているのだから
そのくらい我慢して当然だ!
という考え方になってきます。

 

最初のうちは、
妻も子供も仕事を優先して
協力してくれます。

 

しかし、
それが当たり前になって、
妻が犠牲になることが増えてきます。

 

すると、ある日、
突然、大惨事が起きる・・・

 

いや、突然じゃないんです。

 

その前から
ずっと我慢をしているのです。

 

しかも、家族のために
仕事をしていると言っても
結局、自分がやりたいことを
やっているだけです。

 

家族を養うことをダシにして
自分の好きなことをやっている
だけなのです。

 

それは最低だよね!
という話になりました。

 

これと同じことが、、
会社でも起こっていないでしょうか?

 

社長さんが、
社員さんに対して

給与払っているんだから、
俺の言うことを聞け!

みたいな話です。

 

たしかに、
給与を支払ているので、
仕事をしないといけません。

 

しかし、
給与を支払っているんだから、
俺に身を捧げろ!というのも
おかしな話です。

 

社長さんは
人生をかけているので、
仕事が全部になっているかも
しれません。

 

しかし、
仕事は社員さんの人生の一部
でしかありません。

 

社員さんには
社員さんの人生があります。

 

社長のために
社員の人生があるわけでは
ありません。

 

ここで思い違いをすると、
私の家族のように
ある日、突然、大惨事が起きます。

 

いや、突然ではないですよね!

 

その前から、
社員さんは犠牲になっているのです。

 

もちろん、社員さんには、
一生懸命、仕事をして欲しいと
思います。

 

でも、それは、
社員さん自身のために
一生懸命、仕事をして欲しいのです。

 

そうなるためには、
どうしたらよいのでしょうか?

 

まずは、社員さん自身に
やりたいことを持ってもらう
ことです。

 

その上で、
会社で仕事をすることで、
そのやりたいことを
いかに実現してもらうか?
を考えてもらうことです。

 

それは、
結局、家庭も同じです。

 

妻が自分の人生を
どのようにしたいのか?
の話を聞くことです。

 

その話を聞きながら、
夫として、
どのように手助けできるのか?
を考えることだと思っています。

 

そう考えると、
友人とばかり旅をしている
わけにはいきません。

 

たまには、
妻と一緒に旅をしてみよう!
と思いました。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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