学び方が間違っていると学べない

先日もブログで、
チームビルディングの合宿で
NLPについて学んだと書きました。

 

ビジョンは未来の「今」で作る

ビジョンは未来の「今」で作る

 

NLPというのは、
Neuro Linguistic Programming
(神経言語プログラミング)
の頭文字を取ったものです。

 

人は五感を通じて
情報を受け取っています。

 

そして、人はその情報を
言葉によって意味づけし、
行動や感情や思考などを決定する
脳のプログラムを作っています。

 

NLPを使いこなすことができれば、
ある程度、相手に行動してもらうことが
できるようになります。

 

コンサルタントの価値は、
お客様に行動してもらうことで、
成果を出してもらうことなので、
NLPを制する者は、
コンサルティングを制します。

 

そういう意味で、
NLPはコンサルタントにとって
喉から手が出るほど手に入れたい
技術です。

 

だから、5年前に
チームビルディングの勉強会でも
レクチャーを受けました。

 

しかし、その当時、
NLPを学んでも、
コンサルティングでどう使うのか?
チンプンカンプンでした。

 

5年前というと、
チームビルディングを習ったばかりで
コンサルティングもままならない
ような状態でした。

 

そんな状態でNLPを学んでも
身に付く訳がないんです。

 

レクチャーをしてくれた
講師の石見さんも、
「しまった!」と思ったそうです。

 

そんなわけで、
しばらく、NLPを教えることを
封印していたそうです。

 

それから5年経った今、
満を持してNLPを学びました。

 

さすがに5年も経つと、
コンサルティングもできるように
なっているので、
NLPの使い方が理解ができました。

 

コンサルタントとって大事なのは、
NLPを使いこなすことではなくて、
NLPのメカニズムを理解すること
だったのです。

 

NLPそのものを使うのではなく、
NLPの考え方を使うということです。

 

5年前にチンプンカンプンだったのは、
NLPそのものを学ぼうとしたからです。

 

当然ですが、
数時間の講義でNLPを
完全に理解できるようになるはずが
ありません。

 

人はやりながらでないと
学べないのです。

 

そういう意味で、
どのように使うか?のイメージが
できるようになることが必要です。

 

そのイメージができれば、
あとは実際にやってみることです。

 

やってみることで、
学んだことが理解できます。

 

やってみないことには、
学んだだけでは理解できないのです。

 

そういう意味で、
やれないことを教えても
できるようにはなりません。

 

だから、
やれることを教えながら、
やってもらいながら、
やれるレベルを上げて、
より高いことを教えるという
学び方が必要なのです。

 

教える方が成果を焦って
教えすぎてしまうのですが、
できることしかできないので
結局、できるようになりません。

 

簡単なことは教えれば良いのですが、
難しいことは時間をかけて
学んでもらう必要があるのだと思います。

 

学び方を間違えると学べない
ということを
あらためて時間しました。

 

今週の水曜日から
チームビルディング経営塾6期が
始まります。

 

教える側と意識して、
お伝えするようにしたいと思いました。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

組織診断を活用できていますか?

 

2022年10月、11月、12月開催!

組織の中が起こっている問題は、
それ単独で起こっているわけではありません。

そこには、根本的な問題があるからです。

実は、その根本的な問題は、3つに集約されます。

3つの根本的な問題とその解決方法について、
私のチームビルディングの仲間が解説します。

https://sokoage.net/seminar/

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です