箱根駅伝に出よう!とは言わない

毎年、1月3日は駅伝について
書いています。

 

一人ひとりが精一杯走って
たすきにつないで成果を出す・・・

 

組織作りをしている私からすると
いつもたくさんのドラマが生まれ
たくさんの学びをもらっています。

 

そんな中で、
今回、ブログに書きたいのは、
「立教大学」です。

 

実は、母校です。

 

その「立教大学」が55年ぶりに
箱根駅伝に出場しています。

 

毎年、箱根駅伝を見ていますが、
自分が生きている間に
母校が箱根駅伝を走るなんて
思ってもみなかったので
本当に感動です。

 

2024年に創立150年を迎える
立教大学が2024年の出場を目指して
2018年からプロジェクトを作って、
動いていました。

 

そのプロジェクトで
チームをを率いていたのは、
「日本一早い監督」と言われる
上野裕一郎監督

 

ご自身も中央大学から
4年連続箱根駅伝に出場し
その後も、世界陸上、
ニューイヤー駅伝にも
出場しています。

 

そんな上野監督が、
1年前倒しで、
箱根駅伝出場!という
ミッションを達成させました。

 

さぞかし、無理をして
選手を集めたのだろう?と
思ったのですが、
そうでもないようなんです。

 

事前のインタビューで
こんなことを言っていました。

 

(選手を集める時に)
箱根駅伝に出よう!ということは
あまり言っていません。

競技生活を送っていく上で、
こうやって育てていきたい、
というのを伝えています。

それぞれの目標も聞いて、
こちらも目指すところを話して、
それに納得した選手が来てくれている。

最終的に
それが箱根につながる選手もいれば、
トラックで日の丸を背負って、
世界陸上やオリンピックに出場するのが
目標という選手もいるので。

大学や監督にとっては、
2024年に駅伝に出場するのは
大きな目的です。

しかし、
実際に走る選手にとっては
人生の中の通過点でしかありません。

だから、本当に
選手が目指すところを聞いて、
それが箱根駅伝につながればいい
ということを言っています。

 

箱根駅伝出場のために
選手がいるわけではありません。

 

選手たちが
自分が目指したいゴールに
それぞれ向かっていった結果、
大学も監督も
箱根駅伝に出場というゴールを
達成できる・・・

 

まさに、WIN-WINの状態を
最初から目指しているのが
素晴らしいと思いました。

 

これは、
中小企業の社長さんも同じです。

 

社長さんは、使命感をもって
大きな目的に向かっています。

 

社長さんとっては
会社の目的=自分の目的です。

 

しかし、
社員さんにとっては
会社の目的とは別に
社員さんの目的があります。

 

会社の目的の達成のために
社員さんがいるわけではありません。

 

会社の目的と社員さんの目的は
違っていても良いのです。

 

ただ、
その方向性が合っていないと
さすがに両方の目的を達成するのは
難しいと思うのです。

 

だから、
会社の目的を社員に話す時は
会社の目的が社員さんの目的に
なるように話すのではなく、

 

会社の目的と社員さんの目的が
どうしたらつながるのか?
を考えて話すのがよいと思います。

 

さて、
初出場の立教大学の目標は、
10位に入ってシード権を獲得すること

 

その結果は・・・

 

往路で最終位の20位

 

現実はそんなに甘くはありませんが、
トップと15分41秒差

 

10位を目指して
タスキをつなげることができるように
精一杯、応援したいと思います。

 

あきらめたら
その時点で試合終了ですから・・・

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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