変われる人から変わる

社長さんとお話をしている時に
ベテラン社員の相談を受けました。

 

ベテラン社員が、
今までのやり方を変えようと
しないそうなんです。

 

会社としては、
DXの関係もあって
やり方を変えたいのですが、
ベテラン社員が協力的はないようです。

 

どのようにしたら、
ベテラン社員が協力的になるのか?
という相談でした。

 

いつもブログに書いていますが、
人はやりたいことしかしません。

 

だから、ベテラン社員が
協力的でないということは
やりたくないんだろうと思います。

 

だとしたら、
無理に協力的にしようとする
必要はありません。

 

というのは、そもそも、
人は言われるのはイヤですし、
言われてやるのはもっとイヤなものです。

 

だから、
ベテラン社員に協力するように言ったら
ますます、協力しなくなります。

 

協力せようとしても上手く行きません。

 

無駄なエネルギーを使うだけです。

 

それであれば、
変われる人から変わればよいのです。

 

変わらない人は最後です。

 

前回のブログでも書きましたが、
見えている、見えていないとは別に、
みえていないことすら知らない領域があります。

 

変わらないことを選択した人には
その人なりの理由があるのです。

 

だから、まずは、
その理由があることを認めることです。
(変わらないからダメと判断しないことです)

 

そして、
その理由が見えないかもしれないけれど
見ようとすることです。

 

見ようとすることが、
相手を承認することになります。

 

相手を承認することで
対話が始まります。

 

対話というのは、
それぞれ違った考えを持った人が
話し合いによって、
新しい考えを生み出すことです。

 

表面的には、
それぞれ考えは違っても
深いところで重なっているかも
しれません。

 

ベテラン社員なら、
その会社に長くいるということですから
会社を残したい!いい会社にしたい!
という想いを持っているはずです。

 

相手をちゃんと見ない限り
その想いが見えてきません。

 

そういう想いがあることを認めながら
新しいやり方を考えていけば
よいのです。

 

ただ、全員が全員、
そういう想いを持っているとは
限らないので、
その時は、組織を去ってもらうことに
なるかもしれません。

 

違いを安易に排除することなく、
対話をした上で去っていくなら、
それはそれで仕方がないと思うのです。

 

ただ、そうなるためには、
会社にブレない軸が必要です。

 

それが・・・
(言い方はそれぞれあるとして)

 

ビジョン(理想の状態)

ミッション(存在意義)

バリュー(共有された価値観)

 

です。

 

だから、
ビジョン・ミッション・バリューが
明確になると、
それに合わない人が辞めていく
ということが起ります。

 

別に辞めさせるのが目的ではなく
結果的にそうなるのであれば、
それはそれでポジティブに捉えて
よいと思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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