何度も同じ相談をするということ

お客様の社長さんの
相談に乗っていると、
何度も、同じテーマの相談を
受けることがあります。

 

そのテーマは、
実は、大事なテーマです。

 

というのは、
ずっと解決していないテーマ
だからです。

 

解決できていないから
何度も、同じテーマの相談を
するのです。

 

解決していれば、
相談のテーマになりませんから・・・

 

この時に考える必要があることは、
本当に解決したいテーマのだろうか?
ということです。

 

本当に解決したいテーマなら、
テーマが少しづつ変わるはずです。

 

しかし、
同じテーマということは、
手を付けていないということです。

 

それは、一体、
何を意味しているのでしょうか?

 

いつも、ブログに書いていますが、
人はやりたいことしかしません。

 

私がコーチングをしている時に
相手が何を選択しているのか?
気を付けています。

 

実は、それでなく、
相手が選択しなかったことにも
気を付けています。

 

選択しなかったということは、
選択しないということを選択した
ということです。

 

今回の話で言うと、
問題解決をしなかったということは
問題解決をしないという選択をした
ということです。

 

人はやりたいことしかしない

 

人はやりたくないことはしない

 

だから、選択しなかったことにも
その人の意思が現れています。

 

選択しなかったということは
何かを選択したのです。

 

その選択って何なんだろう?
と思うのです。

 

そもそも、その選択をしたことに
本人は気付いているのだろうか?
と思うのです。

 

だから、そういう時は、
本人に気付いてもらうために、
フィードバックをします。

 

「そのテーマって、また話してますよね!」

 

もし、回数が分かったら、
その回数も伝えるとよいと思います。

 

3日目なら、「3回目ですね!」って・・・

 

そして、

 

そもそも、今回、
どうして、その話をしているのか?

 

今回、どうしたいと思っているのか?

 

今回、解決しないという選択をした時に
どんなことが起るのか?

 

こんなことを質問して、
考えてもらうようにしています。

 

何かえらそうに書いていますが、
私にも先延ばしにしている問題があります。

 

そもそも「問題」って何でしょうか?

 

「問題」の中身ではなく、
「問題」という言葉の定義です。

 

「問題」って、
どういうことなんでしょうか?

 

私はこう定義しています。

 

「問題」とは、
現実と理想の間にある「ギャップ」
である。

 

その「ギャップ」が明確になれば、
人は解決しようとします。

 

今回のように
「問題」を先延ばしにしている
というのは、

 

理想が明確になっていないのです。

 

こうもしたいし、ああもしたい・・・

 

そんな風になっているから、
「問題」が明確にならない。

 

「問題」が曖昧なままだと
解決できません。

 

何度も、同じ相談をしている
ということは、
曖昧にする選択をしている
ということです。

 

それを自覚して
曖昧にしているのか?

 

それとも、自覚をしないまま
曖昧にしているのか?

 

そこに大きな違いがあると思います。

 

だから、せめて、
自覚があるのか?ないのか?

 

そこは、私自身も
自覚をして選択をするようにしています。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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