谷をくぐるから成果が生まれる

いつもブログで
ドラマの話をしていますが、
今期もドラマが始まりました。

 

面白いな!と思ったのは、
『スタンドUPスタート』です。

 

 

“資産は人なり”という理念をもつ
投資会社の社長が主人公の物語。

 

“人間投資家”として、
仕事で失敗や挫折をしたり、
夢を諦めてしまった人に
スタートアップ(起業)で
人生を再生させていくドラマです。

 

第一話から、
人をモノと扱う大企業と
人をヒトとして見る主人公の対決が
興味を引きました。

 

休日のブログのネタになりそうな
ドラマです。

 

今回、ブログに書きたいのは・・・

 

仕事で行き詰っている
会社員の旦那さんと
主人公によりチャンスを与えられ
起業家として目覚めた
専業主婦だった奥さんが
話し合うシーンです。

 

旦那さんは家族を支えるために
自分が犠牲になって
上司や取引先に頭を下げていると
思い込んでいます。

 

そんな旦那さんに対して、
奥さんが
旦那さんに仕事を辞めてもらって
自分のサポートに回って欲しい
と思い切って言うシーンです。

 

夫婦役の
安達祐実さんと大東駿介さんの
演技も素晴らしくて
ヒリヒリする感じがします。

 

これが、いつもブログに書いている
「谷をくぐる」ということです。

 

奥さんとしては、
仕事がうまく行かない旦那さんを
励ましながら支えていく道もあります。

 

しかし、それでは、
大きな成果はありません。

 

ここで、思い切って
旦那さんに将来の話をして、
会社を辞めて、自分のサポートに
回ってもらったほうが、
家族として上手くいきます。

 

でも、その話をするためには、
旦那さんが聞きたくない話を
しないといけません。

 

そこで、踏み込んだ話ができるか?
できないか?で大きく変わります。

 

ただ、そこで踏み込んだからといって
必ずしも、成果が出るとは限りません。

 

相手がその話を受け入れられなければ
お互いの関係が壊れてしまうかも
しれません。

 

結局、それが怖いから、
言いたいことを言わずに済まそう
とします。

 

つまり、踏み込めない・・・

 

踏み込まないから成果が出ない。

 

職場でも同じようなことが
起っているのだと思います。

 

その仕事、私がやったほうが
上手く行くのに・・・

 

その商品は利益が出ないから
やめてしまったほうがいいのに・・・

 

この人は管理職には向かないので
下りてもらったほうがいいのに・・・

 

相手の立場やプライドを考えると
言わない方がいいのかな?
と思って言わない
ということがあると思うのです。

 

やっぱり、そういう組織では
成果が出ません。

 

そこをあえて、
言える組織が成果を上げます。

 

では、
言える組織と言えない組織の
何が違うのか?というと・・・

 

「ビジョン」と「ミッション」が
あるか?ないか?です。

 

今回のドラマでいうと
「ビジョン」は・・・

 

「また3人で新しい家族写真撮ろう」

 

つまり、家族を取り戻そう!
ということです。

 

そして、「ミッション」は・・・

 

「こんな思いしてる圭一郎(旦那さん)
もう見たくないから」

 

つまり、旦那さんを救いたい
という想いです。

 

ドラマですか、
真面目に解説しても、
作り話でしかないのですが、
構造としては同じです。

 

つまり、
話し合うという「谷」の底に
旦那さんを救いたいという
「ミッション」があって、

 

その「谷」の先に
家族を取り戻すという
「ビジョン」があるから、
「谷」をくぐれたのです。

 

 

「谷」に入ってしまうと
「ビジョン」と「ミッション」は
描けません。

 

話し合うという「谷」をくぐ前に
「ビジョン」と「ミッション」を
明確にしておくということです。

 

このように
「谷」をくぐるにも順番があります。

 

こういうことが分かっているか?が
成果を上げる上で大事になります。

 

そんなことをイメージしながら
ドラマを見ていただくと、
構造が見えてくるのではないか?
なんて思います。

 

安達祐実さんと大東駿介さんの
演技がすばらしくて
「谷」をくぐって
成果が生まれる瞬間を
リアルに感じることができると思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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