リーダーが好き嫌いを言ってはいけない

G7でゼレンスキー大統領に
テレビ東京の横堀記者がした
質疑のやり取りが話題になっています。

 

横堀記者:

ゼレンスキー大統領は
日本まで来られましたが、
日本に最も期待する役割、
今後求めたいことはどんなことでしょうか。

 

ゼレンスキー大統領:

一番期待しているのは、やはり技術です。

ウクライナの戦後復興というのが、
ウクライナ人にとっては、
命が続いているということの
メッセージになります。

それは、即時の
ファースト・リカーバリープランもそうですし、
長期的なインフラ発展のプロジェクト
も必要です。

この分野における日本の経験が
極めて重要であり、
今日、総理とこの話をしてきました。

エネルギー分野、特にクリーンエネルギー、
鉄道開発と日本の技術が必要であり、
医療分野などについてお互いに話し合って
お互いの理解を得ています。

将来の効果が期待できると思います。

 

このやりとりを読んで
誇らしい気持ちになりました。

 

何が言いたいのか?というと
役割は強みに紐づきます。

 

たとえば、これが、
お金を出して下さい!
と言われたら、嬉しくはありません。

 

ある意味、
お金は誰だでも出せるからです。

 

しかし、技術やインフラ整備と言われたら、
日本以上の国はないと思います。

 

戦争や災害により
がれきとなった街から復興してきた
日本の強みが認められました。

 

そういった強みから
役割を期待されると、
モティベーションが上がります。

これは、職場で
役割を与える時も同じです。

 

単に、
時間がありそうだから
仕事をお願い!
と言われるよりも

 

〇〇というあなたの強みを
活かして、この仕事をお願い!
と言われた方が、
モティベーションが上がります。

 

上司が部下のモティベーションを
上げるには、
部下の強みを把握しておく
必要があります。

 

そして、その強みにもとづいた
役割を期待すれば、
部下は張り切って役割を果たします。

 

別に、仲良くすることもなし、
好きになることもありません。

 

とにかく、
その人の強みを生かすことだけ
考えれば、
組織として成果が出ます。

 

成果さえ出れば、
仲良くなることもなし、
好きになることもないかもしれませんが
組織としてはうまく行きます。

 

リーダーとしては、
メンバーの強みを見つけ
強みを生かした役割を与えて
成果をだすことだけ考えれば
結果として、上手くいくのだと思います。

 

リーダーが
好き嫌いを言っているようでは、
組織を機能させることはできないのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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