ネットニュースを読んでいたら、
牛丼チェーン「すき家」で、
牛丼に髪の毛が入っていて
そのことを指摘された時の
アルバイトの対応が話題になっていました。
指摘を受けたアルバイトは、
声をかけられたのに、しばらく反応がなく、
反応があったと思ったら、
その牛丼を謝罪もなく奪い取り、
調理場に持ち去ったそうです。
その後、あらための謝罪もなく
「すぐに作り直しますねー」とだけ言って
また調理場に戻っていったそうです。
この方は、そんなアルバイトの対応に
食べる気もなくなって、お店を出た後、
「すき家」に一部始終を報告したそうです。
その後、店舗責任者から連絡が来て、
丁重にお詫びがあったということです。
この記事を読んだ時に
なんとも言えない気持ちになりました。
アルバイトにクレーム対応を任せるのは
酷なのかもしれないと思ったからです。
人手不足の中、
人材の確保が難しくなっています。
先日も、品川の居酒屋さんで
食事をした時に、
焼き鳥を持って来てくれた女性が、
ゴテゴテのネイルをしていました。
その時は、少し違和感を感じる
程度だったのですが、
帰り際、居酒屋さんの入り口のわきに
貼ってある求人のポスターに
『ネイルOK!』と書かれていて
合点がいきました。
ちなみに、
求人のポスターに書かれていた
時給は1,437円/時でした。
そのくらい人の採用が
難しくなってきているのです。
そんな中で
今回の「すき家」の件を
考えてみたいと思います。
本来であれば、
たとえ、アルバイトであっても、
すぐにお詫びをして、
新しいものをお持ちすることぐらい
できて欲しいと思います。
自分がお客様の立場なら、
どうして欲しいのか?
想像できるのではないか?
と思うからです。
しかし、それができませんでした。
では、このアルバイトは、
アルバイトしてもふさわしくないので
辞めてもらうのか?というと、
人不足ですから、
そうもいかないと思います。
ふさわしくないかもしれませんが、
雇い続けるしかないのだと思います。
そう考えると、
今後の対応は2つあります。
1つ目は、
アルバイトがクレームの対応を
できるように教育する。
2つ目は、
アルバイトにクレーム対応を任せずに
店舗責任者が対応する。
これがもし正社員であれば、
教育をすることになると思いますが、
入れ替わりの激しいアルバイトであれば、
クレーム対応させないようにする方が
よいのかもしれません。
いつもブログに書いていますが、
組織の成果は、
「人材力」×「組織力」×「関係力」です。
「人材力」で解決できないなら、
「組織力」で解決するしかありません。
人材が不足すると、
「人材力」が下がります。
今後、さらに人材は不足します。
すると、さらに
「人材力」は下がります。
組織の成果は、
「人材力」×「組織力」×「関係力」
だから、
「組織力」が低い会社は、
成果が出せなくなります。
「人材力」の低下は、
嘆かわしい問題なんですが、
人材不足を解決できない限り
解決できない問題です。
つまり、いち会社が
解決できる問題ではないのです。
いつもブログに書いていますが、
できることしかできません。
だから、解決できる
組織力を上げることをことを
すればよいのです。
「人材力」×「組織力」×「関係力」は
次の「人材力」×「組織力」×「関係力」に
つながります。
「組織力」と「関係力」を上げれば、
より人材力を活かしやすくなります。
人材力の低下をを嘆くよりも
組織力を高まる努力をする方が
成果が上がります。
「人材力」×「組織力」×「関係力」は
説明するのが難しいのですが、
実例に基づいて考えると
分かりやすいです。
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今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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