昨日はお休みだったので、
サッカー日本代表のイラク戦の
解説動画をYouTubeで見ていました。
このブログでも紹介したことがありますが、
Leo the football TVです。
この中で、先日のイラク戦の
ポジショニングの話がありました。
結論としては、
ポジショニングが適切でなかった
という話です。
ただ、ポジショニングというと
戦略の話だと思われるかもしれませんが、
そうではなくて、
選手が得意としているポジションに
配置してあげることが大事だ!
という話でした。
なるほどなぁ~と思いました。
選手もプロですから、
ポジションを与えられたら、
そのポジションで役割を果たそうとします。
しかし、試合が始まり、
ボールが動き始めたら、
無意識に自分が得意なポジションで
プレーをしてしまいます。
そうなると、
戦略的にポジショニングしても、
ポジション通りに選手は動かないので
戦略が実行されません。
プロなんだから、
与えられたポジションをこなせ!
というのも分かりますが、
流れの中で、ポジションを意識する
というのは難しいと思います。
だから、無意識にプレーしても
戦略が機能するように、
得意なポジションに選手を配置するのが
監督の腕の見せ所だというのです。
これは、いつもブログに書いている
SSR理論の「人材力」の話です。
SSR理論というのは、
組織が成果を出すための公式で、
Strength(人材力)
Structure(組織力)
Relation(関係力)
それぞれの頭文字の略です。
この3つを掛け合わせることで、
成果が生まれます。
今回の話でいうと、
ポジショニングがStructure(組織力)です。
ただ、Structure(組織力)だけで
成果が生まれるなのなら、
選手の得意なんて考える必要が
ありません。
ポジションを与えられても、
選手は無意識に自分の得意な
ポジションでプレーをするので、
Structure(組織力)だけでは
成果が出ないのです。
では、どうしたらよいのか?というと・・・
すでに答えは出ていますが、
選手の得意なポジションを元に
ポジショニングを決めるということです。
選手の得意というのは、
Strength(人材力)です。
つまり、
Strength(人材力) × Structure(組織力)
という訳です。
これは、会社も同じで、
それぞれ、役割(ポジション)があって、
その役割(ポジション)に人を配置する時に
Strength(人材力)を意識することが大事です。
だから、まずは、マネージャーは、
今いるメンバーのStrength(人材力)を
把握することから始める必要があります。
その上で、
Strength(人材力) × Structure(組織力)
となるように、
役割(ポジション)を決めるということです。
これが「強み」を活かすという話で、
すごく分かりやすい話だな!と思ったので、
ブログに書いてみました。
結局、
組織で成果を出そうと思ったら、
やり方があって、
それがSSR理論なんです。
上手くいかない時というのは
理論通りにやっていないのです。
まずは、自分の組織で、
メンバーの「強み」を活かした
役割(ポジション)になっているのか?
確認してみるとよいと思います。
なんとなくやっていても
成果は出なくて、
戦略的にやらないと
成果は出ないということなんです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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