先日、お客様の社長さんから
こんなことを言われました。
コーチングを学んで、
社員にコーチングをすると、
社員が協力的になってきたように感じます。
今までは、
コーチングという手法を知らなかったので、
社員にこと細かく指示をしていたそうです。
細かく指示をしていると
社員が分かったような分からないような
態度になっているのが
イライラにつながって、
いつも変な感じになっていたそうです。
今考えてみたら、
細かく指示しているうちに
社員の方も、私(社長)の話に
ついてこれなくなっていたのだと思います
ということでした。
分からないまま、話を聞いていると
ますます分からなくなります。
しかし、
一生懸命説明してくれている相手に
なかなか、分かりませんとは言えません。
相手が社長ならなおさらです。
しかし、これ以外の方法を
知らなかったので、どうしようもなかった
ということです。
それが、今回、
コーチングという手法を学んで、
社員にコーチングをするようになったら、
社員が話してくれるようになって、
社員が話してくれると、
相手の理解度を把握しながら、
説明ができるので、
すごくいい感じで話せるようになったと
この社長さんが報告してくれました。
社員に「考えろ!」と言いながら、
私(社長)が説明し続けていたので、
社員は考える時間もなかったのだと思います
とも話してくれました。
素晴らしいと思います。
ここまで、自分のことを
客観的に見れていれば、もう大丈夫です。
あとは、実践しながら、
コーチングのコツさえ掴めば、
社員さんを育てることができると思います。
コーチングの元々の意味は、
「馬車」という意味です。
乗客を目的地まで運ぶことです。
コーチングが上手くなっていくと、
相手が話している間に、思考が整理されて、
やることが明確になります。
コーチングが終わった段階では、
あとはやることをやるだけ!という
状態になります。
まさに、
目的地まで運んでもらった感覚です。
こんな風になれば、
社長のコーチングがありがたく
感じられるようになります。
社長のコーチングが機能しているから、
社員は社長に協力的になるのです。
コーチングをしている社長自身は
試行錯誤とおっしゃっていましたが、
社員さんが変化したのは、
社長さんが変化したらです。
どんどん会社は良くなっていくと思います。
ここまで出来るようになったら、
もう卒業でよいと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
「成果を出す戦略人事」実践セミナー
<セミナーの概要>
『この会社は上手くいっている!』
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2月9日(金) オンライン 14:00〜16:30 5名
2月16日(金) オンライン 14:00〜16:30 5名
2月20日(火) 品川 14:00〜16:30 5名
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<参加費用>
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