先日、社長さんから、
幹部についての相談を受けました。
幹部なのに
幹部としての仕事していない!
というのです。
なるほど・・・
ちょっと気になることがあったので、
確認をしてみました。
その社員をどうして幹部にしたんですか?
そうしたら・・・
他に幹部ができるような社員が
いなかったので、
その人に幹部をやってもらっている・・・
とのことでした。
ということは、言い方は悪いですが、
消去法で幹部にしたことになります。
つまり、幹部としての適性は
あまりなかったということです。
だから、
幹部なのに幹部としての仕事していない!
というのは仕方がないのではないか?
とお話しました。
すると、返す言葉がないとのことでした。
(すいません!詰めるつもりはありませんでした・・・)
幹部としての適性がないのに
幹部にしたのであれば、
やりながらできるようにするしかありません。
かつては、人材が豊富で、
働きたい人がたくさんしました。
たくさんいたから、
その中からそのポジションにあった人を
選ぶことができました。
しかし、今は人がいないので、
そもそも、ポジションに合った人がいません。
だから、ポジションに合わない人でも
そのポジションについてもらう必要があります。
なので、幹部としてどうなんだ?
言われたところで、
なりたくなったわけでも、
なろうと思ったわけではないので、
前提が違うのです。
しかし、幹部としての役割を果たして欲しい
という気持ちは分かります。
であるなら、
幹部に適性がない社員でも
どのようにしたら、幹部としての役割を
果たせるようになるのか?
考える必要があります。
それは・・・
本人にできるようになってもらう
しかありません。
ここで大事なのは、
あくまでも本人の強みです。
自分(社長)ができるやり方を教えても
できるようになりません。
本人が本人の強みで
できるようになる必要があるのです。
本人ができるようになるには、
いつもブログに書いている
5つのステップを上がっていくしかありません。
「知らない」
↓
「知っている」
↓
「やってみる」
↓
「分かる」
↓
「できる」
↓
「している」
幹部なんだから、
これくらいできて当然だ!と思って
本人任せにしている限り
このステップを上がることができません。
社長がやるべきことは、
このステップを上がれるように
サポートすることです。
知らないことを教えて、
知識を得て、
やってみて、
振り返りをして、
分かるようになって、
できるようになります。
できないならできるようにする
しかないのです。
適切な人材がいないなら、
社長(上司)が人を育てられるように
なるしかありません。
そんなことまでしなけきゃいけないの?
と思われるかもしれませんが、
それが今いるメンバーで成果を出す
ということです。
それは私も同じで、
今いるメンバーで成果を出すということは、
社長さん自身も変わってもらう必要がある
ということです。
変わるというのは、
人を育てられるようになる
ということです。
そして、人を育てられる社長にするのが、
チームビルディング経営塾です。
そして、その説明会を兼ねた
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今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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