うらやましがらせたら勝ち?

パナソニックが若手社員1200人を集めて
運動会を開催したことが、
ニュースで取り上げられていました。

 

令和に“社内運動会”が復活
背景にZ世代の“上より横の目”意識
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e5c7e42179c8fb3c5154e873c869818086cf35f

 

社内運動会なんて昭和な感じがしますが、
どんな狙いを持って開催したのでしょうか?

 

パナソニックで入社5年目までの社員に
アンケートを行ったところ、
組織の壁を越えた協力体制について
課題を感じると答えた社員が
44%に上がったそうです。

 

そこで、
組織の壁を越えた交流の場を作るために
運動会を開催したそうです。

 

パナソニックグループの従業員数は、
約24.3万人と言われてますから、
こうでもしないと交流は生まれないと思います。

 

そういう意味で、交流できただけでも
有意義だったと思います。

 

ただ、ニュース記事によると、
今回は、若手社員を集めており、
交流目的以外にも
Z世代特有の目的もあるのではないか?
ということでした。

 

それは「話題性」です。

 

Z世代は同世代の横のつながりを
大事にするそうです。

 

だから、
友達からどう見られているのか?を
気にするのだそうです。

 

運動会のような
話題性のあるイベントに
参加してもらうことは、
Z世代にとっては
モチベーションを上げることになる
のだそうです。

 

つまり、
周りからうらやましがられることが
Z世代には重要なのだそうです。

 

正直、それは、
Z世代に限った話ではなく、
おじさん、おばさんだって同じだと思います。

 

うらやましがられるのは、気分がいいですから・・・

 

ただ、SNSと共に育ったZ世代としては、
その傾向がより強いのかもしれません。

 

しかし、それって危険だと思うのです。

 

SNS上で派手なイベントに
参加していることをSNSにアップすれば、
充実しているイメージをアピールできる
かもしれません。

 

しかし、実際は、
毎日、派手なことばかりしている
訳ではないので、
いつもアピールできるとは限りません。

 

アピールしている人は、
逆に、周りの人が気になるので、
SNSを見ると、
周りの人も派手なことをしているのを
アップしています。

 

その人はたまたま派手なイベントに
参加しているだけなのに
いつも派手なことをしているように
見えてしまう・・・

 

私も、コロナ前、出張の度に
お鮨を食べている写真をアップしていたら
毎日、お鮨ばかり食べている
イメージがついてしまいました・・・

 

自分を必要以上にアピールすると
それが、自分にプレッシャーとして
戻って来ます。

 

アピールすればするほど、
プレッシャーがかかります。

 

すると、それが
焦りや劣等感につながったりして、
精神状態が不安定になります。

 

自分を優位な立場にするために
周りの人を利用すると、
いつまでも周りの人に左右されます。

 

自信というは文字通り
自分を信じることなので、
周りを利用して感じるのではなく、
自分で自分にOKを出すことが
大事なのです。

 

そもそも、この話は
ニュース番組の解説者が言っているだけで、
パナソニックが、うらやましがらせようとして
運動会をしているのではないと思います。

 

ただ「話題性」だけで運動会をするのは、
やめた方がいいと思います。

 

周りをコントロールして
自分を満たそうとするのは、
本当に危険だと思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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