なぜ、面談が上手くいかないのか?

管理職の方とお話をしていて
よく相談されるのは、
面談が上手くいかないという話です。

 

当たり前の話ですが、
話すことがないと話ができません。

 

話すにはテーマが必要です。

 

変な例えですが、
私はキャバクラとか苦手です。

 

なぜなら、何を話してよいのか?
よく分からないからです。
(効き脳がACだからかもしれませんが・・・)

 

しかし、経営者の方と話すなら、
組織の話を朝まで話すことができます。

 

つまり、面談が上手くいかないというのは、
話すテーマがないからです。

 

よくある相談なんですが、
何でもいいから話して!と言われても、
言われた方は困ります。

 

だから、面談を機能させたければ、
面談で話す内容を決めておく必要があります。

 

では、面談で何を話せばよい
のでしょうか?

 

それは、それこそ、面談の目的によります。

 

会社や部署、チームに目標があって、
目標の進捗について話し合うなら
それでよいと思います。

 

また、半年に1回の評価を
スムーズに行うために話し合うなら
それもそれでよいと思います。

 

このように面談の目的が明確なら
面談で話すことがないということは
ないはずです。

 

目標の進捗や評価ついて
話をすればよいのですから・・・

 

では、なぜ、面談で上手くいかない
という話になるのでしょうか?

 

それは、おそらく、
形だけ1on1面談をやろうとしている
からではないでしょうか?

 

ここのところ、1on1面談を行っている
会社が増えてきて来ています。

 

1on1面談というのは、
部下の成長をサポートするための面談です。

 

1on1面談の時間は、部下のための時間です。

 

だから、話すテーマは部下が決めるのです。

 

何でもいいから話して!というのは、
そういう前提があるからです。

 

つまり、自分の成長や
キャリアを積んでいく上で、
困っていることや悩んでいることがあったら
何でもいいから話して!
というのが面談の前提です。

 

1on1面談をやるのであれば、
その前提を共有しておく必要があります。

 

ただし、いきなり、
自分の成長やキャリアと言われても
普段から職場でそういうやり取りがないと
話せないと思うのです。

 

つまり、1on1面談が機能する前提は、
部下の成長について、
事前に話し合いがされていて、
キャリアについても、
モデルケースとかコースが明確になっている
ことが必要です。

 

そういう前提がないまま、
1on1面談を形だけ導入しているとしたら、
そりゃ、上手くいかないのです。

 

だから、1on1面談と言いながら、
目標の進捗の確認や評価をしているとしたら
それは、そもそも面談の目的が違います。

 

そんなことを言われても、
部下の成長やキャリアなんて
本人も考えていないのではないの?
と言われるかもしれません。

 

だったら、それについて
1on1面談で話をすればいいんです。

 

仕事をする上で、どんな背景があって、
どんな風に働けたらよいのか?
どんな風になりたいのか?

 

そういうことを共有しながら、
目の前の仕事をどうやって進めるか?

 

それって、十分、
部下の成長やキャリアの話になっています。

 

ちょっと視点を変えるだけで
1on1面談は機能するのですが、
「ちょっと」だけに違いが明確でなくて
難しいのかもしれませんね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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