最初がよいのは当たり前

毎日新聞の世論調査によると
自民党の石破総裁に期待すると
答えた割合が52%だったそうです。

毎日新聞が7月に行った調査では
岸田内閣の支持率が21%だったので、
だいぶ高いように思います。

ただ、こういう支持率って、
最初だけなんですよね!

これはいつもブログに書いている
「タックマンモデル」です。

「タックマンモデル」とは、
チームが成長する段階を
4段階で説明したものです。

チームが成長するには
①形成
②嵐
③秩序
④成果
という4つの段階を経ます。

通常、成果というと
右肩上がりで上がるイメージが
あると思います。

しかし、実際は、
そのような形で
成果が上がることはありません。

上がるというより、
むしろ、Uの字のように、
いったん谷に向かて落ちて
底を打ってから這い上がるように
成果が上がっていきます。

Uの字の左上が①形成で、
Uの字の真下が②嵐で
Uの字の右下に③秩序があって
Uの字の右上に④成果があります。

①形成は、最初は、
お互いに何も分かっていないので
なんとなく期待が高い状態です。

石破さんの期待が52%というのは
今ここです。

それが、時間と共に
良いところも悪いところも見えてきます。

思ったのと違うことが見え始めます。

石破さんでよかったのだろうか?
と思い始めます。

この状態が②嵐です。

支持率は下がります。

ここから上に上がれないと、
底が抜けて、総裁、交代です。

④成果を上げるためには、
②嵐を抜けて、
③秩序を作る必要があります。

そのためには、
Uの字の底を支えるものと
Uの字の先にあるものが必要です。

Uの字の底を支えるのが
「ミッション」で
Uの字の先にあるものが
「ビジョン」です。

②嵐の中にいる時は、
不安が付きまといます。

本当にこのまま続けてよいのか?
この人について行ってよいのか?
不安になります。

そんな時に「ミッション」が必要です。

「ミッション」というのは
何のためにやるのか?と言うことです。

期待があるだけに
石破さんのやることなすこと
批判にさらされます。

その時に「ミッション」を
明確に示すことが必要になります。

「ミッション」が明確なら、
②嵐を乗り切ることができます。

そして、②嵐の中を
突き進んでいくには、
出口が明確になっている必要があります。

その出口が「ビジョン」です。

そこに向かっていこう!という
「ビジョン」を示せれば、
方向性が生まれて、
③秩序が生まれます。

③秩序が生まれれば、
再現性が生まれるので、
このままいけば上手く行くという
実感が感じられるようになります。

何が言いたいのか?というと、
リーダーとして成果を出そうするなら、
このタックモデルをイメージして、
②嵐にひるまず、
「ミッション」と「ビジョン」を掲げて
前に進む必要があるということです。

少し前のブログで
「リーダー」の5つの条件を書きました。

1.一貫性
2.誠実さ
3.決断力
4.見通す力
5.コミュニケーション力

タックマンモデルの
②嵐をくぐり抜けるイメージがあると
なぜこの5つが必要なのか?
が分かると思います。

チーム作りで
最初がよいのは当たり前で
雰囲気が悪くなってからが
リーダーの真価が問われることになります。

ここを突破することができれば
リーダーとして成長できるのです。

何度も組織作りをしてきましたが、
②嵐の状態に慣れることはありません。

何度やっても、イヤなことですが
こればかりはくぐりぬけることなしに
成果は上がりません。

だからこそ、
「ビジョン」が必要なんだと
心から思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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