ゴルフクラブは買うのに腕は磨かない

先日、お客様の会社の社長さんと
雑談している時にゴルフの話になりました。

先日、ゴルフショップに行って、
自分のスイングを見てもらって、
自分のスイングにあった
新しいゴルフクラブを買ったそうです。

これなら良いスコアーが出ると思って
コースに出てみたところ、
ボールは曲がって、
いつも通りのスコアだったそうです。

結局、ゴルフクラブを変えても、
腕を磨かないとダメですね!
という話でした。

元も子もない話ですが、
ゴルフクラブを変えたところで
それほど大きな影響は出ないと思います。

正しいグリップで握って
フェイスが開かないように
テイクバックさえできれば、
たいていのゴルフクラブは
まっすぐ飛んでいくと思います。

そういう原理原則を習得せずに
ゴルフクラブを変えたところで、
望ましい結果が出るはずがありません。

ただ、原理原則を理解して
その通りに体を動かせるようになるには
練習が必要になります。

ゴルフが上手くなるには、
ゴルフクラブにお金をかけることではなく
原理原則どおりに体を動かせるように
練習をすることです。

それは、人事制度も同じだと思っていて
そもそも、組織作りができない組織に
どんなに良い人事制度を入れても、
それほど大きな変化は起こりません。

だから、
組織として成果を上げるためには、
人事制度を導入する前に
組織作りをちゃんとやるべきです。

そんなこと、当たり前だと思うのですが、
どうして、やらないのでしょうか?

それは、面倒くさいのだと思います。

組織を変えるというのは、
人が変わるということです。

人は変化を嫌います。

なかなか変わろうとしません。

人事制度で組織が変わるなら、
そんな楽なことはありません。

しかし、残念なことに
人事制度で組織が変わることはありません。

組織作りをちゃんとやろうと思ったら、
「何を達成するのか?」
「何のためにやるのか?」
「どのように達成するのか?」
の3つを共有することが必要です。

これについては、先日、
ブログに書いたのでコチラをご覧下さい。

「なぜ、組織が機能しないのか?」
https://robotjinji.com/blog/2024/10/03/why-doesnt-the-organization-work/

結局、ゴルフクラブがどうこう言う前に
やることがたくさんあるように、
人事制度がどうこう言う前に
組織作りとしてやることがたくさんある
のだと思います。

もちろん、人事制度によって
問題が起きているなら
変えた方がよいと思いますが、
人事制度で問題が解決するというのは
期待しすぎのような気がします。

そもそも、OBが出るのは、
ゴルフクラブのせいではないですから・・・

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

効き脳コーチングしませんか!

効き脳診断をして、
アナタの「強み」を可視化して
「強み」についてコーチングしませんか?

効き脳診断をしていただき
ZOOMを使って診断結果について
コーチング的にセッションをします。
(約60分間)

効き脳コーチングの詳しいことはコチラ

https://robotjinji.co.jp/kikinou_coach

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です