変える気があるのか?

衆議院選挙が近づいてきて
各候補が選挙活動を繰り広げています。

私の事務所は駅前にあるので、
各候補が代わる代わるやってきて
演説をしているのが聞こえてきます。

候補者の前を通り過ぎる場合は
一瞬なので、話している内容は
気にならないかもしれませんが、

私は事務所にいるので、
候補者が話している内容が
頭に入ってきます。

皆さんが訴えているのは
今が政治を変えるチャンスだ!
ということです。

たしかに、今の社会は、
どうにもならなくなっているように
思います。

変えて欲しいと思うし、
変えるチャンスだと思います。

では、変える!と言ってる候補に
投票するのか?というと
それもいまいち気が進みません。

それは、なぜか?と言うと
変える先が見えないからです。

変えると言うからには、
どんな風に変えるのか?
を語らないと支持できません。

しかし、話を聞いていても、
現状の問題点とか
他の政党の批判しか
話していません。

これでは変えると言っていても
将来、どうなるのか?
どうやって変えるのか?
分からないので、
ついて行くことはできません。

会社でもあると思うのです。

変えよう!変えよう!と言っている割に
変わらないことが・・・

これも同じで、
変えることに異存はなくても、
何に向かって、どう変えるのか?
が明確でないからです。

変えよう!という人
(会社だと「社長」だと思います)は、
自分の頭の中にイメージがあります。

それが前提にあるので、
どんどん進めていこうとするのですが、
周りの人にはそのイメージがありません。

そうすると、周りの人は、
変えるということに同意しているのに
変わろうとしないじゃないか!
と思うわけです。

それで、やる気がないのか!とか
本気さが足りないんじゃないか!とか
思うわけです。

しかし、そうではなくて、
何に向かって、どう変えるのか?が
分からないから、
ついて行けないだけなんです。

それを、やる気がない!
本気さが足りない!なんて
言ってしまうから、
ますます関係性が悪くなって、
ますますついて行かなくなる・・・

そんな残念なことが起こっている
のだと思います。

最近になって
ビジョンの重要性が浸透してきて、
ビジョンを示すという時に
「何に向かっていくのか?」を
伝えることが増えているように思います。

しかし、まだ、
「どうやって変えるのか?」を
伝えていないことが多いように思います。

どのように伝えれば、
「どうやって変えるのか?」を
伝えられるようになるのか?を
明日のブログで書こうと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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