なぜ、月2回、会議をするのか?

私が組織を立て直す時にお願いをするのは
月に2回、定期的に会議をしてもらうことです。

上手くいっていない組織は、
ほとんどのケースで、
定期的な会議をやっていません。

その理由としては、
普段から話をしているから
あらためて会議をする必要がないとか
会議をする時間があるなら、
仕事をしたほうがいい
というようなことをおっしゃいます。

たしかに、それはそうだと思います。

しかし、普段から話をしているから
あらためて会議をする必要がないと
思っているのは、上司だけです。

上司は、
自分の都合で部下に話ができます。

だから、上司は、
普段から話ができていると思っている
と思います。

しかし、部下が、
上司に話すために時間をもらうのは
上司が思っているより難しいです。

上司の方も自分の上司に
時間をもらうことを考えれば
わかると思うんですけど・・・

また、会議をしているぐらいなら
仕事をしている方がいいというのも、
その仕事についてはその通りなんですが、
仕事は、それ単独で存在しているわけでは
ありません。

他の仕事と関連しています。

他の仕事との関連性を
どこで理解しているのでしょうか?

人は一つのことしか考えられないので
自分の仕事をしていたら、
基本、他人の仕事はわかりません。

そう考えると、必要な情報を得ることなく
仕事をしているということになります。

だから、上手く行かないのです。

判断するための情報が入手できて、
初めて、仕事は適切にできるのです。

だとしたら、毎日、
情報交換できればよいのですが、
それこそ、毎日会議をしていたら、
仕事する時間が無くなります。

そこで、私がおススメしているのは、
月2回の会議です。

1回目は月の半ばで、
その月の進捗を確認して、
予定通りに行っていない場合は
軌道修正をします。

2回目は月末か月初で、
その月(先月)の結果を振り返りながら、
来月(今月)のスケジュールややることを決めます。

このように、会議が2回あると、
計画と軌道修正と振り返りができます。

つまり、経験学習サイクルを
回すことができます。

これが、1回だけだと、
軌道修正ができなかったり、
振り返りができなかったりします。

すると、学習する機会がないので、
上手く行かないパターンを
繰り返すだけということが起こります。

だから、
会議は月2回やったほうがいいのです。

ただ、月2回も会議をするのは、
難しいという場合もあると思います。

そういう場合は、
月中の会議は、面談にするという
やり方もあります。

面談の中で、進捗確認や
目標に向けての軌道修正ができれば、
目標達成の精度が上がります。

いずれにしても、
それぞれの会議に意味を持たせて、
計画と軌道修正と振り返りのサイクル
(経験学習サイクル)を回せるように
することが大事です。

ただ月末に集まって、
目標が達成しないことを責められる
会議をやっていても成果は上がりません。

これも、いつもブログに書いていますが、
組織で成果を上げるにはやり方があるのです。

今日も最後まで読んでいだき、
ありがとうございます。

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