ネットを見ていたら
鈴木農林水産大臣の職員への訓示が
リーダーとして素晴らしい!
と話題になっていました。
私も気になって、
YouTubeにアップされていた
鈴木農林水産大臣の訓示を見てみました。
訓示の中でこんなことを言っていました。
時には政治からの
「これはないよね」という要請が
あるかもしれない。世の中の皆さんからも
「それはないよね」という世論が
あるかもしれない。それでも私たちは
20年先から今を振り返ったとき、
あの時の私たちの行動は正しかった、
あの時の正義感は間違っていなかった、
そういう風に思えるような判断を
一人一人にやってもらいたい。政治の圧力に屈しない
農林水産行政を目指そうではありませんか!
確かに、リーダーの訓示だと思いました。
これが意味することは、
目の前の圧力や批判に惑わされず、
20年後の未来から見て
正しいと思える判断をしよう!ということです。
そして、その「正しさ」の基準は、
政治や世論ではなく、
自分たちの信念と専門性に基づいて判断しよう
つまり、何が正しいかは自分たちで決めよう
と言っているのです。
さらに、鈴木大臣は、
全ての責任は自分が取ると言っています。
リーダーとしては優秀だと思います。
この訓示から、
リーダーにとって大事なことは何かが見えてきます。
それは、ビジョンを掲げ、
そのビジョンに向かっていく覚悟と責任感です。
部下に対して、
責任は私が取るから
正しいと思ったことをやって下さい!
と言えるリーダーはなかなかいません。
未来のことは誰にも分かりません。
だから、今の時点で、
掲げたビジョンが正しいのか?
間違っているのか?は誰にも分かりません。
でも、組織を前に進めるためには、
誰かが方向性を示し、
決断を下さなければなりません。
この不確実性の中で、
責任を引き受けて「やる」と決められる人こそが
リーダーなのです。
あとは結果を出すしかないのです。
だからこそ、
協力してくれる仲間が必要だし、
仲間に対して誠実でなければなりません。
傾聴や対話の姿勢を崩してはならないのです。
そして、目指していることに、
本気で向かっている姿勢を見せることが必要です。
言っていることとやっていることに
一貫性がなければ人は去っていきます。
仲間がいなければ、
ビジョンは実現できません。
ビジョンを掲げるだけで実現できなければ、
単なる嘘つきでしかありません。
リーダーはそうなるリスクを負って、
ビジョンを掲げています。
リーダーが誠実で、一貫性もあって、
リーダーが掲げるビジョンに共感するなら、
フォロワーになってもらって、
リーダーを支えて欲しいと思います。
リーダーも人ですから完璧ではありません。
できないことも、至らない部分もあります。
完璧でないとリーダーができないというのでは、
誰もリーダーは出来なくなります。
しかし、現実は、完璧でないことを自覚しながら、
リーダーを引き受けないといけないのです。
なぜなら、実現すべきビジョンがあるなら、
誰かがリーダーとなって
責任を負わなければならないからです。
だから、リーダーが責任を負うというのであれば、
フォロワーの皆さんには、そのビジョンに共感し、
協力してあげて欲しいのです。
リーダーとフォロワーが支え合って
ビジョンを実現する・・・
この答えがない時代のチーム作りとして
鈴木農林水産大臣の職員への訓示は
チームを1つにするための要素がつまっている
と思いました。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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