できるリーダーがやっている伝え方

前回のブログで新規事業をすることが
リーダー育成になるという話を書きました。

 

『なぜ、新規事業を作ることがリーダー育成なのか?』

なぜ、新規事業を作ることがリーダー育成なのか?

 

大事なことは、
リーダーシップが発揮できる環境
を作ることだと書きましたが
実は、リーダーを育成するのに
大事なことがもう1つあります。

 

それは「伝え方」です。

 

リーダーの本来の意味は、
「.一線を超える人」ということです。

 

つまり、
できるかどうか?別として
やると決めてやる人のことです。

 

新規事業に限らず、
新しいことにチャレンジしたり、
今のやり方を変えようとすると
抵抗を受けます。

 

だからこそ、
リーダーは一線を超えないと
いけないのですが、
やろうとすればするほど、
やることを伝えようとします。

 

しかし、
やることを伝えれば伝えるほど、
抵抗を受けます。

 

それは、やらされ感が出るからです。

 

最初にやらされ感が出てしまうと
それを覆すのは難しくなります。

 

何を言われても、
コントロールされているような
気持になるからです。

 

では、どうしたら、
やらされ感がなくなるか?というと、
トリプル―プ的なコミュニケーションを
取るということです。

 

トリプルループに関しては
何度かこのブログでも紹介していますが、
ものごとを考えるにあたって
シングル、ダブル、トリプルの
3つのレベルがあります。

 

①シングルループ
「ちゃんとやっているのか?」

 

やると決めたことを
ちゃんをやっているのか?
ということです。

 

リーダーとして
ちゃんとやろうとすればするほど、
シングルループ的な伝え方になります。

 

リーダーがやることを決めて、
やることを伝えるので
どうしてもやらされ感が生まれます。

 

②ダブルループ
「何をするべきなんだろうか?」

 

新しいことにチャレンジしたり、
今のやり方を変えるにしても
何をやったらよいのか?
ということです。

 

リーダーだけが考えるのではなく
メンバーと一緒に考えるようになります。

 

メンバーも一緒に考えるようになるので、
自分のアイデアも反映されて、
やらされ感は薄まります。

 

③トリプルループ
「どうしてやるのだろうか?」

 

新しいことにチャレンジしたり、
今のやり方を変えるにしても
そもそも、どんな背景があって、
やるのだろうか?
ということです。

 

やるか?やらないか?
というところから、考えるので、
やらないという選択肢を
選ぶこともできます。

 

やるとしても、
自分で判断してやると決めているので
やらされ感はありますん。

 

こんな風にリーダーとして、
周りを巻き込むためには、
トリプルループ的なコミュニケーションを
取る必要があります。

 

新規事業なんて、
いきなり言われても、
やらされ感しかありません。

 

しかし、トリプルループ的に
コミュニケーションを取ることで、
一緒に考えて、一緒に決めることで、
自分事になって、
メンバーが主体的に動くようになります。

 

これをリーダーとして経験することが、
大事だと思うのです。

 

最初、新規事業をやると伝えた時に
協力的でなかったメンバーが
トリプルループ的なコミュニケーションによって
主体的に変わることで、
こう伝えればいいんだ!ということが
理解できます。

 

これは、トリプルループの説明が
聞いていてもよく分からないように
説明して分かる話ではなく、
体験して分かる話です。

 

まさに、
やりながらでないと学べない。

 

私がお客様のところで研修をやると
研修をやっているのか?
仕事をやっているのか?
分からなくなるなんて言われますが、
そんな風に設計しているので、
そう言っていただければ狙い通りです!

 

今回、開催するオープンセミナーも
体験型の学習になっています。

 

事例から解決策を考えていただき、
参加者同士で共有していただいた上で
私の方で組織作りの原理原則に
当てはめて解説することで、
組織づくりのポイントを
理解できるように設計しています。

 

組織づくりを体系的に理解したい
という方は、是非、参加してみて下さい。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

【WEB】ロボット人事型組織作りセミナー

ワーク『白鳥奈々子さん』をするだけで
社員が辞めない組織作りがわかる!

2023年8月29日(火)14時~16時半

↓ ここをクリック!

 

「ようやく育ってきたと思ったら辞めてしまう」

「若手として期待をしていたのに辞めてしまう」

「不満もなさそうだったなのにある日突然辞めてしまう」

こんな若手社員についての悩みを相談されることが
増えてきました。

たしかに、
すぐに辞めてしまう若手社員に問題があると思います。

しかし、その若手社員をとどめておけなかった組織にも
問題はないのでしょうか?

では、どのような組織にしたら
若手社員は辞めなかったのでしょうか?

実は、組織の作り方には「順番」があります。

その「順番」を知らずに、組織を作っても上手くいきません。

このセミナーでは、
社員が辞めない組織作りの「順番」をお伝えします。

ロボット人事型組織作りセミナーの詳しいことはコチラ

https://robotjinji.com/2023/01/31/post-1758/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です