組織を自律的に動かすにはどうしたらよいのか?

昨日はチームビルディング経営塾12期
の第3回目でした。

テーマは「欲求」です。
「欲求」は人の行動の源泉なので、
組織のマネジメントを行う上で、
「欲求」を理解することは重要です。

人が行動するには、
2つの理由しかありません。

それは・・・

「快」を求めるか?
「不快」を避けるか?

人はいずれかのために行動をしています。

だから、人を動かそうと思ったら、
「快」と「不快」を使えばよいのです。

昔は、「不快」を使って、
マネジメントをしていました。

○○しないと、出世できないぞ!とか
○○しないと、給与が上がらないぞ!
という「脅し」をかけることで、
人を動かしていました。

昔は、みんな、出世したかったし、
給与を上げて欲しかったので
この脅しが効きました。

また、とにかく、言われたことを
やっていればよかったので、
社員の気持ちを考える必要は
ありませんでした。

しかし、今の時代は、
みんなが必ずしも出世や給与を
望んでいませんし、
答えが1つの時代ではないので、
言われたことをやるだけではなく、
現場で考え判断することが求められる
ようになりました。

そうなった時に、
「不快」でマネジメントしていると、
現場で適切に判断ができません。

イヤイヤ仕事している人に
よい判断はできないからです。

マネジメントスタイルを、
「不快」によるものから「快」によるものに
切り替える必要が出てきました。

しかし、長年、「不快」でマネジメントしていた
(マネジメントされてきた)上司は、
どうしたらよいのか?分かりません。

その結果、未だに、
パワハラが起こっているのだと思います。

では、「快」によるマネジメントは
どのようにしたらよいのでしょうか?
それは、本人がやりたいことをやる
ということです。

いつもブログに書いていますが、
人はやりたいことしかしません。

ただ、本人がやりたいようにやったら、
人によってやりたいことが違うので、
組織がバラバラになってしまいます。

また、会社の成果につながらないことを
やられても、マネジメントできません。

そうならないようにするには、
本人のやりたいことと
会社のやりたいことの方向性を合わせる
必要があるのです。

そのためにどうしたらよいのか?というと・・・

この組織にいたら、自分のやりたいことが
実現すると思えるようにすればいいのです。

そう思えるようになると、
会社がやりたいことをすることが、
自分のやりたいことを実現することにつながるので、
会社のやりたいことをやるようになります。

現実はこんなに単純ではありません。

ただ、原理原則で考えると、
会社のやりたいことと個人がやりたいことが
つながっていないと、
自律的な組織になるなんてことは
起こりません。

上司に言われたことを鵜呑みにして、
頑張ります!という時代ではないのです。

組織のやりたいことと個人がやりたいこと
の方向性を合わせることを
対話によって実現することが
今の時代に合ったマネジメントだと思うのです。

そして、その第一歩は、
部下がやりたいことは何なのか?を
上司が把握することです。

部下がやりたいことを
上司が把握していなければ、
会社のやりたいこととつなげようがないからです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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