自分で何とかしなきゃ！が問題です！

昨日は、
自社開催のセミナーでした。

このブログで先日から
お声がけさせていただき、
7名の方に参加いただきました。

人が辞めない組織を
どのように作るのか？
をテーマにお伝えをしました。

人が辞めるには
いろいろ理由があると思いますが
私が一番問題だと思うのは
居場所がないということです。

人を採用しても
すぐには即戦力として
仕事ができる訳もないので、
単調な仕事をやってもうことになります。

それはそれで仕方がない
と思います。

しかし、採用した人の
やりたいことや強みを把握せずに
同じことばかりをしていたら、
自分は必要とされていないのではないか？
自分は期待されていないのではないか？
と思うようになります。

その結果、
モティベーションが下がり、
居場所がないと感じて
辞めていきます。

そんな退職が一番もったいない
と思うのです。

どうして
こんなことになるのでしょうか？

このメカニズムをお伝えするために
セミナーでゲームをやってもらいます。

内容は詳しくお伝えできませんが、
ゲームでリーダーシップを発揮する人は
アイデアを出して、ゲームを進めます。

アイデアを出して進めていく人は
自分が中心になって進めているので、
モティベーションが上がります。

それ自体は悪いことではないのですが、
その結果、自分だけが分かっていて、
周りが分かっていないということが
起きます。

そうなると、周りの人の
モティベーションが下がります。

中心になる人のモティベーションが
上がれば上がるほど周りの人が白ける
という現象が起きます。

そして、
中心になる人がこう言います。

どうして、
みんな、モティベーションが低いの？

客観的に見えれば分かります。

周りにいる人に
中心になる人がやりたいことが
伝わっていない・・・

これが、逆ドーナッツ現象です。

真ん中が詰まっていて
周りが薄い・・・

これに対して、
理想はドーナッツです。

真ん中が空いていて、
周りがぎっしり詰まっている・・・

そのためには、
真ん中の人がそのやっていることを
手放す必要があります。

自分が手放して周りの人を
巻き込んでいく必要があります。

でも、これって難しいです。

周りの人に任せても、
上手くできる保証はありません。

自分でやったほうが早いかもしれません。

周りの人に任せたら、
いい加減に仕事されるかもしれません。

中心の人が手放さないのは
責任感の現れです。

自分で何とかしなきゃ！

それ自体は責められることでは
ありません。

しかし、手放さないという選択が
周りのモティベーションを
確実に下げています。

残念ながら、
自分が手放さないで
周りのモティベーションを上げることは
同時にはできないのです。

だから、時と場合によって
使い分けることが必要です。

自分が責任をもって
最後までやりべきなのか？

時間がかかったり、
成果が出なくても、
モティベーションを上げるために
周りの人にやってもらうべきか？

どちらが正解なんでしょうか？
と聞かれることがあります。

しかし、
これに正解はないと思います。

意思をもってやることだと思います。

ここで大事なのは「時間軸」です。

いつまで待てるのか？

いつまでに自分が手放したいのか？

そこから逆算したら
今、どうすべきなのか？

本当に難しいと思いますが
これを決めるしかないと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます！

【予告】11月中旬にセミナーを追加開催します！

言い方を変えるだけで、
社内の「人間関係」が改善し、
社員が誰一人辞めなくなる
『ロボット型』組織づくりセミナー

いつもブログでお伝えしている
「効き脳」診断をしてゲームをしながら、
人と人がすれ違うメカニズムを参加者の皆さんと
一緒に学びます！

2019年11月中旬　明日以降にお伝えします！

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2019年11月中旬追加開催します！

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