ここのところ、
組織にコーチングを取り入れる
必要性について書いています。
人ができるようになるのに
コーチングは有効なのですが、
コーチングにも限界があります。
それには2つあると思っています。
1つ目はリソースがない場合です。
リソースというのは資源のことです。
コーチングは問いかけに答えることで
自問自答が起こります。
自分の頭で考えるので、
自分の中に
能力や知識や経験がなければ、
できないものはできないし、
考えようにも考えられません。
自分の中にないものをどうにかしようにも
どうにもなりません。
つまり、
リソースのない人にコーチングをしても
なかなか成果が上がりません。
ただ、自分が知らないことに気づくので、
学ぼうとするキッカケにはなるかもしれません。
自分に能力がないことに気づけば、
能力を付けようと思う
キッカケになるかもしれません。
また、コーチをする側にしても、
相手が分からないことが分かれば
教えないといけないと思うでしょうし、
能力が足りないことが分かれば、
もっと初歩的なところから
できるようにしないといけない
と思うでしょう。
それはそれで、
地に足が着いた指導になるので、
リソースがないからといって、
コーチングに意味がないということには
ならないと思います。
ただ、できるようになるには、
相当の時間がかかるのだと思います。
2つ目は、
本人に理想としているものがない場合です。
コーチングは、
理想と現状とのギャップを明確にし、
そのギャップを埋めるための選択肢を
考えてもらい、その選択肢の中から
自分がやってみたいものを選んで
行動をしてもらいます。
もし、理想としているものがなければ、
現状との間にギャップを埋められないので、
コーチングが成立しなくなります。
職場でコーチングしようと思っても
上手くいかないのは、
仕事について理想としているものが
ないからです。
仕事をイヤイヤやっている人の場合は、
このようなことが起こりがちです。
こういう場合、どうしたらよいのでしょうか?
それは、自分の仕事と自分の生活が
つながっていないことが問題だと思うのです。
少なくとも1日8時間、週5日間、
週40時間、仕事をするわけですから、
自分の生活とつながっていないわけが
ないと思います。
しかし、自分の仕事と自分の生活を
完全に切り離してしまう人がいます。
そうすると、仕事から得られるものが
限りなく少なくなります。
仕事を通して成長しないので、
ずっと同じ仕事をすることになります。
それは楽で良いのかもしれませんが、
給与は上がりません。
給与が上がらないと、
自分の生活での選択肢が限られます。
それでよいのであればよいですが、
自分の仕事と自分の生活が
無関係でないことは理解できると思います。
それを理解した上で、
自分の仕事と自分の生活を切り離すなら、
それは本人の選択ですから、
良い悪いはありません。
最近は「静かな退職」という言葉もあって、
最低限の仕事しかしない若者も
増えてきていると言います。
ただ、それだと、
コーチングが機能しないので、
個別の成長支援の対象からは外れますし、
給与に関しても、ベースアップ以外の
昇給はないことを受け入れてもらう
必要があります。
そういう意味では、
ジョブ型の給与制度を導入して、
働き方によって、
処遇を変える必要があるのかもしれません。
人を変えることはできません。
最終的には、本人の意思を尊重しながら、
本人なりに仕事をしてもらえばいい
という割り切りが必要なのかもしれません。
人を採用することが難しくなっている中で、
組織として大切なのは、
そういう選択を否定するのではなく、
それぞれの選択を受け入れる体制を
作ることだと思います。
コーチングの限界は、
人の問題であって、人の問題を解決せずに
仕組みの問題として解決していくことが
大事なのだと思っています。
少しコーチングの話から逸れてしまった
気もしますが、
私がコンサルティングをしている中小企業で
コーチングを導入する時に
問題になるテーマだったので、
書いてみました。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
TB経営塾13期を開催します!
チームビルディング経営塾はこんな方におすすめです
◆社員を巻き込んで経営したいのにどうしてよいか分からない経営者の方
◆今いるメンバーでももっと成果が出せると思っているのに上手くいっていない経営者の方
◆人が辞めてしまう、人が育たないなど、人の問題で悩んでいる経営者の方

組織づくりのノウハウを
全6回の講座で学ぶことができます
チームビルディング経営塾の詳しいことはコチラ
https://robotjinji.co.jp/teambuilding_keieijuku-13
興味のある方はコチラにお問い合わせください!


コメントを残す