先日、ネットを見ていたら
こんな記事が目に入りました。
36歳の不動産会社経営の男性と
結婚していたことを発表した
タレントの加藤紗里(29)が27日、
自身のブログを更新。
祝福の声に感謝するとともに、
「正直男で稼げないならクズだと思います」
と改めて自身の考え方をつづった。
正直、どうでもよい記事だと
思ったのですが、
これこそ、コミュニケーション
のポイントが詰まっているので
取り上げてみたいと思います。
相手への伝え方には2つあります。
IメッセージとYOUメッセージ
I(アイ)とYOU(ユー)
I(アイ)メッセージは、
「私は○○ だと思います。」
これに対して、YOUメッセージは、
「あなたは○○だ!」
「主語」が違います。
では、今回の加藤紗里さんの
コメントはどちらでしょうか?
そうです・・・
Iメッセージです。
加藤さんがそう思っている
ということです。
人がどう思おうが自由です。
だから、加藤さんが
そう思っていること自体は
否定できません。
相手を変えようとしても
上手くいきません。
これがYOUメッセージだと
どうなるでしょうか?
「あなたは男なのに稼げないならクズだ!」
こちらは強烈です!
強烈ですが、否定できます。
「私は稼げないがクズではありません!」
言い方が強いだけに
ストレートに伝わりますが、
人間関係は悪くなります。
人間関係が悪くなったら
言いたいことが伝わっても、
意味がありません。
人間関係が悪い人から
言われたところで
受け入れようとは思わないからです。
何が言いたいのか?というと
相手に思っていることを伝えたければ
Iメッセージの方がよい場合が多い
ということです。
Iメッセージだと
インパクトは少なくなりますが、
人間関係が悪くなることなく、
考えていることが伝わります。
否定ができないだけに
考えていることが伝わります。
だから、
人間関係を壊さずに
思っていることを伝えるには
Iメッセージです。
加藤さんは、今回、
こんなコメントしているのに、
Iメッセージなので大炎上していません。
(どう思われているか?は別として・・・)
言い方がキツイと言われる人は
YOUメッセージになっていることが
多いと思います。
「あなたは○○だ!」
だから、
言い方を改めようと思っている人は、
意識してIメッセージを使うようにすると
相手の印象が変わると思います。
「私は○○ だと思います。」
あっ!
「正直男で稼げないならクズだと思います」
と言われたら何て言い返すか?
が今日のテーマした。
私の答えは・・・
「あなたはそう思うんですね!」
とYOUメッセージで返してから、
自分の考えをIメッセージで伝えます。
私は、相手のことを受けているので、
私のことも受け入れてもらうしかないと思います。
結局、意見は合わないと思います。
それでも、お互い、否定していないので
人間関係は壊れません。
職場でも、取引先との関係でも
意見の合わない人はいると思います。
意見が合わないことで、
人間関係が壊れて、エネルギーを使うほど
非生産性なことはありません。
意見が合わなくてもいいんです。
あとは、お互いが協力する必要があるのか?
ないのか?を判断して、必要がある部分は
協力すればよいと思います。
今いるメンバーで成果を上げるというのは、
きれいごとではなくて、結構、泥臭いのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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