心理的安全性を上げるには?

前回のブログで
社長は全てを見ることができないのだから
現場からの報告を信じるしかない
と書きました。

 

だから、現場から、
ありのままの情報が上がってこないと
適切な判断ができません。

 

職場で、ありのままの情報を
上司に報告できているでしょうか?

 

もし、ありのままの情報を報告できないなら、
成果を上げることが難しくなります。

 

以前のブログでも、
コミュニケーションはコストだと書きましたが、
ありのままの情報を報告できないとなると
結果的に、そのコストは高くつきます。

 

「なんで、報告しないんだ!」

 

「もっと早く言え!」

 

「そんな話は聞いない!」

 

コミュニケーションのコストを下げるには
心理的安全性を高める必要があります。

 

つまり、思ったことを言える組織に
する必要があるのです。

 

では、どうしたら、
心理的安全性を高めることができるでしょうか?

 

そう考えた時に、
そもそも、なぜ、
心理的安全性が低くなるのでしょうか?

 

それは・・・

 

怒られるから・・・

 

怖いから・・・

 

「こんなことを言ったら、
なんて言われるのだろうか?」

 

「こんなことを言ったら
バカにされるんじゃないか?」

 

「こんなことを言ったら
失望させてしまうのではないか?」

 

こんな風に思うから、
言えなくなるのだと思います。

 

では、どうしてそう思うのでしょうか?

 

それは・・・

 

実際にそう言っているか?

 

直接言ってなくても周りに言っているか?

 

顔に出ているか?

 

つまり、そう思っていることが
伝わっているからです。

 

言っているまだしも、
言っていないのに伝わっているなんて
そんな風に言われても困るかもしれません。

 

しかし、そうなるのは、
それしか判断基準がないからです。

 

つまり、相手にどう思われているか?
しか判断基準がないから
相手の反応が気になるのです。

 

相手にどう思われるか?が
判断基準になると、
相手の顔を見るようになります。

 

しかし、相手も人間です。

 

機嫌が悪い時も
体調が悪い時もあります。

 

同じようなことを言っても
同じように反応するとは限りません。

 

相手の顔を見ていても、
そこに正解はないので、常に不安です。

 

これでは、心理的安全性は望めません。

 

だから、相手の顔を見て
判断をするようになったらダメなんです。

 

では、何をもとに
判断したらよいのか?というと、
「ビジョン」「ミッション」「バリュー」です。

 

つまり、あるべき状態に対して
自分がどうなのか?を考える
ということです。

 

言語化された
「ビジョン」「ミッション」「バリュー」なら
人間のように不安定ではありません。

 

だから、心理的安全性を高めるなら
「ビジョン」「ミッション」「バリュー」
が必要なのです。

 

上司も自分の感覚で判断するのでなく
「ビジョン」「ミッション」「バリュー」に
照らして判断するようになる必要があります。

 

もちろん、
機嫌を職場に持ち込んではいけませんが、
上司も人間ですから、
常にニコニコしていられません。

 

そういう意味では、
上司の機嫌を気にすることはないし、
「ビジョン」「ミッション」「バリュー」だけ
見ていればいいんです。

 

心理的安全性を人に求めると
それはそれでしんどくなるように思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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