心の中のガバナンスって何なん?

昨日、WEBのニュースをみて
ビックリしました。

 

全日本テコンドー協会の金原会長が
退任するとのことです。

 

日刊スポーツ
退任テコンドー金原会長「ひとつの節目」

https://www.nikkansports.com/sports/news/201911270000670.html

 

協会の運営について一部の理事や選手と
対立が続いていました。

 

検証委員会が入った結果・・・

 

コンプライアンス上、問題はない。

しかし、世間で注目されて、

混乱が収束する見込みが立たない、

体制を改めないと
今後のテコンドーの発展が見込めない

 

として、全理事を推薦しないことと
なったようです。

 

真実の追求というより
オリンピックに向けて選手への影響を
最小限にとどめるための判断だった
と思います。

 

その決定を受けて、
金原会長がインタビューに
答えていました。

 

その中で、
気になるやり取りがありました。

 

記者:
ガバナンスが機能していなかった
との声もある

 

金原会長:
ガバナンスの構築というより、
協会内での人間関係において、
心の中のガバナンスがうまくいっていなかった。

 

その場のやり取りなので、
深い意味はないのかもしれませんが
「心の中のガバナンス」って
言葉が気になりました。

 

ガバナンスとは「統治」です。

 

「統治」とは・・・・

 

まとめおさめること。
特に、主権者がその国土・人民を支配し、
おさめること。

出典 小学館デジタル大辞泉

 

最近では、コーポレート・ガバナンス
というような言い方をしますが

 

そもそも、
どうしてガバナンスが必要なのか?
というと・・・

 

人の心が弱いからです。

 

誘惑に負けしまうのです。

 

つまり、
見たいものしか見なくなる。

 

これは、U理論の話です。

 

U理論をプロセスで説明すると
次の通りになります。

 

観ない

感知しない

不在化・傲慢

自己欺瞞

棄てる

破壊

 

 

ものごとには
必ず別の面があります。

 

自分には見えていない面が
必ず存在しています。

 

相手は相手で
自分が正しいと思っているとするなら
それなりの理由はあるのです。

 

しかし、
自分は正しいと思ったら
相手のことを見ようとしなくなります。

 

それをU理論に当てはめると・・・

 

観ない
「何言ってんだ?この人!」

感知しない
「何を考えているのか?理解不能」

不在化・傲慢
「相手がおかしいんだ!」

自己欺瞞
「私は絶対間違っていない!」

棄てる
「もう、どうでもいい!」

破壊
「自分とは関係ない!」

となります。

 

このようにして、
人間関係が壊れます。

 

今回、金原会長は、
「自分は絶対間違っていない!」
と思って突き進んだ結果、
人間関係が壊れたのです。

 

つまり、
「心の中のガバナンス」って
U理論のプロセスを進めないように
コントロールすることだと思うのです。

 

具体的には、
「何言ってんだ?この人!」
と思った時に
なぜその人がそんなことを言うのか?
を考えようとすることです。

 

そこで、
相手が考えていることが
感じられれば、
人間関係は劇的に良くなります。

相手のことを想うためにも
心の中のガバナンスが必要なのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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