菅総理大臣が、
3月28日以来154日ぶりに
お休みを取ったそうです。
記者会見では
「夏休みはほとんど取れていないが、体調は万全」
と答えていましたが、
疲れているのは明らかでした。
東京大学医学部
島津明人准教授によると
人間の脳が集中力を発揮できるのは
朝目覚めてから13 時間以内で、
集中力の切れた脳は酒気帯びと同程度、
さらに起床後 15 時間を過ぎた脳は、
酒酔い運転と同じくらいの集中力しか保てない。
ということです。
朝から晩まで仕事をして
154日間も休んでいないとなると、
酒気帯びで政権を運営していたこと
になります。
それでは、成果が上がらないはずです。
ただ、冷静に考えると、
菅総理はそんなに失策が
あるわけではないと思います。
増えてきていますが、
他国に比べれば、
感染拡大を抑えられていますし、
ワクチン接種回数も
今では通算1.2億回を達成し
世界で5位まで上がってきました。
パンデミックの中で
多くの反対を押し切って
オリンピックを開催し、
パラリンピックも開催しました。
決めたことは
ちゃんと実行してきています。
しかし、
全てが淡々としていて
「想い」が伝わってこないので、
評価されないのだと思います。
休まないのは、
責任感の現れだと思います。
だから、それ自体は、
否定されるものではありません。
しかし、
リーダーが求められているのは、
どれだけムーブメントを起こせるか?
だと思います。
総理大臣とはいえ
一人でできることは限られています。
国民がコロナ禍の出口に向けて
前進できるようにするのが、
リーダーの仕事です。
国民から、
そのリーダーについて行きたいと
思われることが大事です。。
そのためには、
「ビジョン」を示すことが必要です。
「ビジョン」とは、
こうなったらいいな!という「想い」です。
その「想い」を表現することです。
どうも、菅総理は、
表現するのが苦手なようです。
表現するのが苦手な人は
表現するのにエネルギーが必要です。
私も、自己表現力が弱いので、
自分の考えていることを伝えるには
エネルギーを消耗します。
だから、私は、
セミナーや経営塾で講師をする前は
十分に休むようにしています。
そう考えると、休むのも仕事です。
疲れ果てたリーダーについて行きたい
と思う人はいません。
菅総理は、先日の記者会見で
「明かりは見え始めています」
と言っていましたが、
だとしたら、もっと明かりが見えるように
言わないと伝わりません。
案の定、共感が得られずに、
批判を受けています。
結果でしか評価されないからこそ、
大事な時に力を発揮できるように
セルフマネジメントすることが、
リーダーには求められているのです。
私も深夜までブログを書いているようでは、
人のことは言えないのですが・・・
休めないリーダーは成果を上げられない
自戒を込めて書きました。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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