知床半島沖で起った
観光船沈没事故について、
斉藤国交大臣が
「国側にも反省点はある」
との認識を示しました。
沈没した観光船の会社に対して、
国土交通省が過去に特別監査や
抜き打ち検査を実施していましたが、
今回の事故を防げませんでした。
これに対して、
斉藤国土交通大臣は、
我々こちら側にも
反省する点はあるということ
を踏まえまして、
抜本的に改善していきたい
と決意しております
を発言をしました。
これによって、今後、
国土交通省がの検査や調査が
厳しくなることが予想されます。
事故の教訓を生かす
という意味で、
検査や調査が厳しくなるのは
仕方がないことだと思います。
しかし、
検査や調査が厳しくなる
ということは、
検査や調査を行う方も
手間がかかるし、
検査や調査を受ける方も
手間がかかります。
つまり、コストが上がります。
このように
リスクを回避するために
かける手間のことを
「取引コスト」と言います。
この「取引コスト」は
会社の中にも存在しています。
例えば、
3相見積もりを取るのも
ある意味「取引コスト」です。
いつも適切な金額を
請求してくれるのであれば
手間をかけて、
他の会社から見積もりを取る
必要はありません。
しかし、実際は、
不当に高い金額を請求する
会社もあるので、
手間も時間もかけて、
精査する必要があります。
ということは、
逆に、信頼関係があると、
「取引コスト」は下がります。
つまり、
相見積もりは必要なくなり、
すぐに取引を始められます。
つまり、
信頼を重ねることは
コストダウンにつながります。
今回の事故のように
信頼を裏切るようなことをするから
コストが上がっていくのです。
これは、職場でも同じで、
上司から信頼されると、
細かい指示がなくなるので、
自由度も上がり、効率も上がります。
これに対して、
上司から信頼されないと
いちいち報告して
指示を仰がなければならないので
効率が下がります。
だから、
生産性を上げるためには、
信頼して任せることが必要です。
しかし、実際は、
生産性が低いので信頼を失い、
細かく管理することになるので、
より生産性が悪くなる・・・
信頼していないから
生産性が低いのか?
生産性が低いから
信頼されないのか?
まさに悪循環です。
一度、信頼を失った部下は
信頼を取り返すことが、
ますます困難になります。
だから、
まずは部下を信頼しないと、
部下の生産性はますます下がります。
細かく指示を出しながら、
生産性を上げようというのは
無理な話なのです。
生産性を上げようと思ったら、
まず、部下を信頼しないと
上手く行かないのです。
もちろん、部下は、
上司の信頼に応えないと
任せてもらえないのですが・・・
いったん信頼を失ってしまうと
コストがますますかかり
立て直しのが難しくなるのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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