日本維新の会の比例代表から
立候補を予定している
元東京都知事の猪瀬直樹さんが
街頭演説中に女性立候補者の体に
何度も触れながら演説したことが
話題になっています。
セクハラか?どうか?は、
触られた本人がどう思うか?であり、
その本人がセクハラではないと言えば、
セクハラにはなりません。
触られた本人は気にしていない
と言っているようですが、
応援演説に来てもらっている立場で
言いづらいのだと思います。
猪瀬さんご本人も
次の様にコメントをしています。
仲間を紹介する際、
特に相手が異性の時は
肩に手をやるなど身体を触ることには
慎重になるべきだとご指摘をいただきました。確かに軽率な面がありました。
十分に認識を改め、
注意をして行動していきたいと思います。改革のために、引き続きご支援のほど
よろしくお願い申し上げます。
率直に、認識不足を認めて
行動を変えようとしていることは
伝わってきます。
伝わってきますが、
そもそも、異性に対して、
肩に手をやるなど身体を触ることに
慎重になるべきという認識が
なかったということになります。
今回の問題は
できごとレベルの問題で
騒ぐような問題ではないかも
しれません。
しかし、
私は、いつも「氷山モデル」的に
物事を見ています。
【氷山モデル】
「できごと」
何が起こったのか?
=============
「パターン」
どんなパターンなのか?
繰り返し起こっていることが何か?
=============
「構造」
どのようなしくみになっているのか?
どんなメカニズムになっているのか?
=============
「メンタルモデル」
どんな思い込みがあるのか?
何がそうさせているのか?
見えているのは
「できごと」だけです。
見えていないところには、
「構造」=認識があって、
「メンタルモデル」=価値観
があります。
この認識や価値観は、
時代によって作られます。
よっぽどのことがない限り
時代に逆らうことは難しいと
思います。
猪瀬さんは75歳だそうです。
実は、テスラオーナーでもあり、
新しいものを取り入れる感覚を
持っている人だと思います。
しかし、今回の言動を見ると
そんな猪瀬さんでさえ、
時代に合わせて、
認識や価値観を変えることは
難しいのだと思いました。
これだから年寄りはダメなんだ!
と言うのは簡単ですが、
行動を変えるというのは、
言うほど簡単じゃないのだと思います。
そうならないためには、
積極的に認識や価値観を変えていくか
後進に道を譲るかしていく
必要があるのだと思いました。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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