前回のブログで、
部下が自分のことを話している時は
聴いてあげて欲しいと書きました。
聴く時のポイントは、
分かろうとしないことだとも書きました。
なぜ、分かろうとしないことが
大事なのでしょうか?
聴いてあげて欲しいと言いながら
分かろうとしないことが大事なんて
なんか、矛盾しているように
感じるかもしれません。
分かるというのは、
ハッキリしていなかったことに
区別がつくということです。
少ししか話を聴いていないのに
本当に分かるのでしょうか?
いつもブログに書いている
ルービックキューブ理論です。
ルービックキューブを見た時に
どう頑張っても3面しか見えません。
3面しか見えていないのに
本当に分かったといえるのでしょうか?
3面しか見えていないに、
分かった前提で話をしたら
話してる方はどんな風に思うでしょうか?
あ~分かってないなぁ~
と思われるのではないでしょうか?
それでは、信頼されるはずがありません。
これも、いつもブログに書いていますが、
「きく」には3つあります。
1.耳で聞く
音声で耳に入ってくる状態
頭の中では別のことを考えている
何か別のことをしながら
相手の話を聞いている状態です。
なんか言っているなぁ~
という感じです。
2.口で訊く
話の事柄に焦点を当てている状態
自分が次に何を言うか考えている
話は聞いていますが、
自分が分からないことを
相手に問いただそうとしながら
聞いている状態です。
相手の話よりも、
自分が言いたいことを
相手に押し付けている感じです。
3.心で聴く
相手の心に焦点を当てている状態
相手の気持ちを考えている
相手が何を言ったのか?
感じようと思いながら聞いている
状態です。
自分の評価を手放して、
相手の話をありのまま聴こう
という感じです。
冒頭で、
部下が自分のことを話している時は
聴いてあげて欲しい
と書いたのは、
3.心で聴く です。
見えていない面があるかも?
と思いながら、
話を聴くということです。
つまり、分かってないかも?
と思いながら聴くことが大事だ
という訳です。
こういう聴き方をしてくれると
部下は、自分の話を
聴いてくれていると思えるのです。
分かろうとすることではなく、
分かっていないのだろうな!
と思いながら聴くことが大事だ
ということです。
そうかもしれないし、
そうでないかもしれない・・・
常に答えを保留しながら
聴くことが大事だと思っています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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