ネットの記事を見ていたら、
新卒で入った会社を1日で辞めた男性
のことが書かれていました。
辞めた理由については、
配属先に自分の希望が考慮されていない
と感じたからだそうです。
退職代行会社によると
スピード離職の多くの理由は、
「配置ガチャ」によるものだそうです。
「配置ガチャ」とは、
新卒で入社した際に
勤務地や職種への配属が
希望通りにいくとは限らないことを
「ガチャガチャ」になぞらえた言葉だそうです。
社会人になって、不安なところに
行きたくない場所に配属を命じられたら
辞めたくなる気持ちも分かります。
しかし、思い通りに行かないのも
人生だと思うのです。
こんなことを言うのは昭和世代で、
Z世代には、響かないかもしれません。
ただ、人生って、いろいろあるから、
面白いのではないでしょうか?
行動経済学に
ピークエンドの法則というものがあります。
2002年にノーベル経済学賞を受賞した
心理学者・行動経済学者の
ダニエル・カーネマン氏によって
提唱されました。
人はある出来事に対し、
感情が最も高まったとき(ピーク)の印象と、
最後の印象(エンド)だけで
全体的な印象を判断する
という法則です。
分かりやすく言うと、
人間というのは、
最高に楽しかった時と最低に辛かった時と
直近の記憶しか残らないのです。
人生、いろいろあった方が
面白いのではないか?というのは、
楽しいことや辛いことがたくさんあった方が、
人生、振り返った時に、
思い出せることがたくさんあるのではないか?
ということです。
人生、最後の時に
それまでにピークがなければ、
直近の記憶しかありません。
それって、幸せなんだろうか?
と思うのです。
もちろん、幸せは人によるので、
私がどうこう言うことではありません。
しかし、
ピークエンドの法則というものがある以上、
ピークのない人生は記憶に残らない人生です。
人生の最後の時に、思い出すのが、
2~3日前の出来事しかないなんて、
私はそんな人生は送りたくありません。
冒頭の話に戻りますが、
配属で希望通りでなかったとしても、
行ってみたら、意外と楽しかった!
ということもあります。
私の話になりますが、
学校を卒業し、入社した会社で
最初に配属されたのは札幌でした。
実際行くまでは不安はありましたが、
住んでみたら、札幌は楽しかったです。
また、その後、
新卒で入った会社を退職し、
祖父の会社に転職したものの
祖父と考え方が合わず、対立し、
会社を辞めて無職になりました。
その当時、子供も生まれたばかりで、
結構、大変でしたが、
今、社会人になった娘を見ると
自分もよくここまでがんばったなぁ~
と思います。
無職なんてならない方がいいですが、
無職になったことで分かったこともあります。
マイナスもなければ、
プラスをプラスに感じることもできません。
マイナスを避けていると、
プラスもマイナスもない平坦な人生になります。
冒頭に書いた
配属先に自分の希望が考慮されていない
と言って、1日で会社を辞めた男性が、
平坦な人生を望んでいるなら、
それはそれでよいと思います。
しかし、平坦な人生をつまらない
と思っているようであれば、
それは、自分の選択がそうさせている
ということを伝えたいです。
まぁ~会社を1日で辞めて、
無職になったことが、
平坦な人生かどうかも分かりませんが・・・
まぁ~ 人は人、自分は自分
上手くいくことも
上手くいかないことがあるから
人生は楽しい!
上手くいかないこともあっていいんだと
思えれば、少しは楽になるかな・・・
いい時はいいなりに、悪い時は悪いなりに
今できることをやって行こうと思います。
人生、楽ありゃ苦もあるさ!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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