先日、お客様の社長さんから
こんな相談がありました。
管理職が部下に指導する時に
最後に余計な一言があって、それがもったいので、
なんとか直してもらいたいんですけど・・・
なるほど・・・
ちなみに、余計な一言って、
どんな感じなのか?聞いてみました。
すると・・・
指導した後に
「何度も言わせるなよ!」
「こんなんだと俺の体一つじゃ足りないな!」
「もう、入社3年なんだからしっかりしてくれよ!」
みたいな余計な一言があるのだそうです。
なるほど、たしかに余計ですね!
何度も指導していたり、
自分のところに仕事が集中して忙しかったり、
部下も3年目ぐらいになれば、
これぐらいできるようになって欲しい!
と思う気持ちも分かります。
最後に素直な気持ちが出てしまう
のだと思います。
その上司の方は、社長から見ても、
教え方も前よりも良くなってきて、
感情的に怒ることもなくなって、
自分をコントロールして話しているのは、
伝わってくるそうです。
しかし、指導の最後の最後で、
余計な一言が出てしまうそうなんです。
教え方がよくなってきていても、
最後の余計な一言で台無しになります。
なぜならば、人は最後に言われたことが、
印象に残るからです。
だから、どんなに丁寧に指導しても、
最後に言った言葉が
言われた本人にとってネガティブだと
指導全部がネガティブな印象になります。
本当にもったいないと思います。
上司にしてみれば、
最後の一言を言うことで、
スッキリするのかもしれません。
しかし、その最後の一言は、
部下にとっては、言い返せない言葉であって、
モティベーションを奪うには十分な言葉です。
さて、こんな余計な一言を言ってしまう
上司にどうやって指導するのか?
正直、難しいですね!
上司の方が、社長さんに
上手く指導できないことについて
相談してくれれば、
アドバイスできると思います。
しかし、相談もしていないのに、
一方的にアドバイスされても、
上司にしてみれば、指導方法について
だいぶ、気を遣っているので、
望んでないアドバイスで、
上司のモティベーションを下げることに
なりかねません。
もし、上司の方に伝えるとしたら、
指導が良くなっていることを承認した上で、
よりよくなるためにアドバイスが必要か?
確認した上で、
最後の一言が、
部下のモティベーションを下げていて
もったいないと思っていることを
アイメッセージで伝えるぐらいでしょうか・・・
それこそ、余計な一言にならないように、
上手に伝えられたらよいと思うのですが、
教えるって、本当に難しいですね!
今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。
効き脳コーチングしませんか!
効き脳診断をして、
アナタの「強み」を可視化して
「強み」についてコーチングしませんか?

効き脳診断をしていただき
ZOOMを使って診断結果について
コーチング的にセッションをします。
(約60分間)
効き脳コーチングの詳しいことはコチラ
コメントを残す