教育するときに心がけること

お客様の社員さんと面談をしていて、
若い男性社員の教育について相談を受けました。

「何度、説明してもわかってもらえない」
ということでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「言い方を変えたり
言うタイミングに気を遣ったり
しているのに

舌打ちされたり
明らかに嫌な顔をされる」
というのです。

教えている上司に問題があるのか?

それとも

教えてもらっている部下に問題があるのか?

本当のところはよくわかりません。

しかし

教える側が心に留めておくべきこと

があります。

 

 

 

 

 

 

 

それは…

人はやりながらでないと学べない

ということです。

学んでも、
わかったつもりになっているだけです。

これを教える側から見ると

教えただけでは相手はできるようにならない

ということです。

 

 

 

 

 

 

 

できるようになるにはステップがあって、
このような段階を踏みます。

 

 

 

 

 

 

知らない
  ↓
知っている
  ↓
やってみる
  ↓
 わかる
  ↓
 できる
  ↓
している

つまり、
教えたのだから明日からできるだろう
と思ってはいけないのです。

「昨日、教えたばかりなのに
どうしてできないの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

というのはどだい無理な話なんです。

自分も初めて学んだことは
すぐにできないはずなんです。

ただ、昔からやっているから
できるだけの話です。

もしくは

できなくても
怒られない立場にいるだけです。

それなのに、

「できないのは、
やる気がないからだ!」

 

 

 

 

 

 

 

みたいな話になるんです。

最初から怒られたら、
やる気もへったくれもありません。

大切なことは、
相手がどのステップにいるのか?
を確認しながら進めることです。

知らないのか?

やっていないのか?

わかっていないのか?

できないのか?

この段階を1つ1つ上がっていかないと
できるようになりません。

言い換えるとこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

努力は積み重なっていきます。

 

 

 

 

 

 

つまり
成果は努力に比べて遅れて上がっていく・・・

これを私のゲーミフィケーションの先生
であるGO神馬氏は

『オクレの法則』と言っています。

 

 

 

 

 

だいたいの人は成果が上がるまでに
あきらめてしまいます。

教えるほうも教わるほうも・・・

 

 

 

 

 

 

しかし、
あきらめなければできるようになります。

私がブログを書けるようになるにも
3年以上はかかっています。

教える側は、この「遅れ」
頭に入れておく必要があります。

そうでないと、
せっかくの芽を摘んでしまう
ことになるのです。

 

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