お客様の会社から、
今年3月に入社した社員さんが
GW明けから出社してこない
という連絡がありました。
先月、訪問した際に
その社員さんとお話したら、
「頑張ります!」と笑顔で言っていたので、
正直、ちょっと信じられませんでした。
人を見る目がないな!と反省するとともに、
人間不信になりそうです。
ただ、これが初めてのことではなく、
以前も同じように、
突然、辞めるというパターンがありました。
相手のある話なので、
会社側だけに落ち度があるとは
言えないと思います。
それでも、相手は変えられません。
会社側として何ができたのかを、
お客様と一緒に振り返ってみました。
振り返って気づいたのは、
ルールや役割が明確でなかったかも
しれないということでした。
それほど人数の多い会社でなかったので、
通勤費のルールや有給休暇のルールなど、
働き方に関するルールが曖昧でした。
長くいる社員にとっては
説明するまでもないことでも、
途中から入社した人には
不安を抱かせていたかもしれません。
また、役割についても、
入社時に伝えてはいたものの、
本人の能力や取引先の状況で
だいぶ変わってきていたのに、
あらためて説明をしていませんでした。
自分がやりたいと思っていたこととは
ズレていたのかもしれない・・・
とのことでした。
それが、GWをキッカケに
会社に行くのが嫌になってしまった
のかもしれません。
受け入れる側として、
大きく3つのポイントがあります。
1つ目は、「就業ルールを明確に伝える」ことです。
仕事柄、いろいろな会社にお伺いしますが、
会社ごとに就業ルールが違います。
難しいのは、
自社のルールが当たり前になりすぎて、
何が違うのかすら気づけない
ということです。
だから、入社した社員さんには
疑問に思ったことをその都度
聞いてもらえる雰囲気を
作っておくことが大事なのです。
2つ目は、「役割を明確にする」ことです。
この会社に居続けたいと思うには、
居場所があると感じられることが必要です。
居場所を感じるのは、
自分の強みを活かして役割を果たせている
実感が持てる時です。
つまり、強みに基づいた役割を
与えることが定着につながるのです。
3つ目は、「定期的に面談を行う」ことです。
上司は自分の都合で
部下に話しかけることができますが、
部下が上司に時間をもらうのは、
上司が思っているよりずっと難しいのです。
だからこそ、
上司の側が定期的に話せる場を
作る必要があります。
1つ目のルールの違和感も、
2つ目の役割のズレも、
気軽に話せる場があって
初めて解消できます。
認識にズレがあることに気づくのは、
話を聴くことでしかできません。
そして、その認識のズレこそが、
退職の本当の理由になっているのです。
「頑張ります!」という言葉の裏に、
言えなかった何かがあったのかもしれません。
その「言えなかった何か」を聴ける組織が、
人が辞めない組織なのだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
面談シートを差し上げます!

話す順番やセリフが書いてあるので、
このまま話せば、社員が成長を感じることができる面談ができるようになっています。
通常はコンサルティングに入って


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