伝わるって大変なんです。

先日、お客様の会社で
傾聴の研修をやりました。

 

「きく」には、3つあります。

1.耳で聞く
・音が自然に耳に入ってくる
英語で言うと「hear(聞こえる)」

2.口で訊く
・誰かに質問して疑問を解決する
英語で言うと「ask(尋ねる、質問する)」

3.心で聴く
・自分の意志で耳を傾ける
英語で言うと「listen(聞こうとする)」

 

 

この3つの違いを体験していただく
ために行ったワークが、
『ヒーローインタビュー』です。

 

二人ペアになって
お互いに今までの人生で
一番イケてる時のことを
インタビューし合って
皆んなに発表してもらいます。

 

ただインタビューするだけなら
適当に聞いていればよいのですが
発表するとなると、
ちゃんと聴かなければなりません。

 

 

こんな体験をしてもらって
感想をシェアしてもらいました。

 

ある社員さんがこんなことを
言ってくれました。

 

「相手の話を
どんなに頑張って聴いても、
全部を聴き取れなくて、
さらに、それを表現しようと
思っても全部は伝えられない。」

 

本当にその通りだと思います。

 

以前、紹介した本

ホンダ
イノベーションの神髄

https://goo.gl/p8Zhcu

小林三郎 著

 

にも、同じようなことが
書いてありました。

 

人が表現できるのは、
考えていることの80%いけば
よい方だろう・・・

 

さらに
人が人の話を理解できるのは
相手の話の80%いけば
よい方だろう・・・

 

ということは、
自分が考えていることが
相手に伝わるのは、
結局のところ、
80%×80%=64%

 

64%しか伝わらない。

 

 

これは80%とした時の
数字です。

 

70%だとしたら
70%×70%=49%となり
半分以下です。

 

つまりは、
半分ぐらしか伝わらない
と考えた方がよいということです。

 

 

それなのに、
ああ言った!こう言った!
と言い争うのですが、
そもそも伝わっていない
ということです。

 

だから、
聴くことが大事なんですが、
ほとんどの人は聴けません。

 

なぜなら、
聴くより聴いて欲しいのです。

 

聴いて欲しいというのは、
話してしまうということです。

 

だから、
聴けるようになるためには、
まずは、話すことを
我慢するところから始めないと
いけないかもしれませんね!

 

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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キャンセルが出て、残席1名になりました!

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