先日、お客様から
相談がありました。
「パワハラをしている社員に
注意をしているのに
全然伝わらないんです。」
お話を伺ってみました。
すると・・・
パワハラをしている社員に
パワハラをしていることを
注意しても、
「そんな甘っちょろいことを
言っているから部下が言うこと
聞かなくなるんですよ!」
と言われてしまう・・・
そう言われると
何も言い返せなくなる・・・
なるほど・・・
これは
「自己表現性」と「自己主張性」
の問題です。
「自己表現性」は、
自分の思ったことを口にするかどうか?
「自己主張性」は、
自分の思ったことについて
相手に反応を求めるかどうか?
例えば、
レストランで食事をした時に
「おいしい!」と言うのは
「自己表現性」です。
これに対して
「おいしいでしょ!食べてみて!」
と相手に反応を求めるのは
「自己主張性」です。
「自己表現性」と「自己主張性」も
人によってレベルが違います。
そもそも、パワハラをする人は、
「自己表現性」も「自己主張性」も
高い人です。
思っていることをすぐに口にするし、
自分が言うことに反応を求める。
逆にいうと、
「自己表現性」も「自己主張性」も
低ければ、パワハラは起こりずらい・・・
今回の相談のケース
「自己表現性」も「自己主張性」も
低い人が、
「自己表現性」も「自己主張性」も
高い人に
注意をしているのです。
「自己表現性」も「自己主張性」も
低い人が、
「自己表現性」も「自己主張性」も
高い人に
いつも通りに
表現や主張をしても伝わるでしょうか?
「自己表現性」も「自己主張性」も
高い人は、自分の高さが普通だと
思っています。
だから、
低い人の表現や主張では、
「自己表現性」も「自己主張性」も
高い人には届かないのです。
「自己表現性」も「自己主張性」も
低い人が、
「自己表現性」も「自己主張性」も
高い人に
表現や主張をしようと思ったら、
「自己表現性」も「自己主張性」も
低い人は相当頑張らないといけません。
つまり、頑張って、
「自己表現性」も「自己主張性」も
上げて言わないといけません。
今回のようなケースでは、
伝える側が、エネルギー高く、
相手にして欲しいことを
ハッキリ言う必要があります。
私が管理職研修をする時に
管理職の方にお話をするのは、
人に指示を出す立場の人であれば、
「自己表現性」も「自己主張性」も
自分でコントロールできるように
なって欲しい!
ということです。
つまり、
相手の「自己表現性」と「自己主張性」に
に合わせて、
自分の「自己表現性」と「自己主張性」を
コントロールするということです。
このコントロールができるということが
コミュニケーション能力が高いという
ことです。
「自己表現性」と「自己主張性」は
行動です。
行動は、
自分でコントロールができます。
だから、
「自己表現性」も「自己主張性」も
コントロールできるように
日々意識することが大事だと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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