お客様の経営会議に参加してきました。
事業計画書を作るための会議でした。
会社の目的は、色々あると思います。
突き詰めていくと、
カンパニーの語源は、
パンを共に食べることだそうです。
みんなを食わして行くこと。
つまり、
利益を上げることです。
そう考えると
「どこで儲かっているのか?」
を考えることが大事だと思います。
「どこで儲かっているのか?」は
今の飯の種です。
目の前の仕事です。
これはオペレーションです。
改善を求められることはありますが、
基本、再現性が高い仕事です。
オペレーションの成功率は
95~98%を求められます。
いかに失敗をしないでやるか?
という仕事です。
ちゃんとやれば、儲けが出ます。
事業を継続して上では、
ここを守らないといけません。
極めて大事なところです。
しかし、できているが故に
その価値を見失うということがあります。
「強み」って、
そういうものだと思います。
他人ができなくて、自分ができるので、
「強み」になるのです。
当たり前すぎて、
その価値に気付かないのです。
だから、上手く行っていない時に、
他人にできて、自分ができないことを
やろうとします。
つまり、
「弱み」に着手しようとします。
これは、イノベーションです。
イノベーションの成功率は
内容により異なりますが、
10〜30%だと言われています。
オペレーションの95~98%と
比べると、はるかに低いです。
ということは何が起こるのか?
というと・・・
弱みに力を入れれば入れるほど、
上手く行かないことが増えます。
上手く行っている時なら、
良いのですが、
上手く行っていない時には、
より体力と自信を失うことになります。
立て直しが必要なときは、
「強み」に力を入れるほうが良いのです。
だから、お客様の会議の中で、
「強み」を認識していただくために
「どこで儲かっているのか?」
という話をしました。
その結果、
「強み」に注力した計画を
立てることになったようです。
価値に気付いていただいて
良かったです。
ただ、ここからが大事なことで、
これだけ時代の流れが速くなると、
今、儲かっているものが、
これからも儲かるとは限りません。
だから、常に
明日の飯の種を探さないといけません。
「どこで儲けるのか?」
つまり、
イノベーションが必要になります。
イノベーションの成功率は
10〜30%です。
これが何を意味しているのか?
というと、
それは・・・
時間がかかるということです。
時間がかかるということは、
なるべく早めに着手することが大事です。
今の儲かっているものが、
なくなってからでは遅いのです。
だから、
オペレーションも大事にしながらも、
イノベーションも大事にしないと
いけないのです。
「どこで儲かっているのか?」
「どこで儲けるのか?」
結局、この相矛盾しているものを
どうやって両立するのか?
というのが、難しいから、
計画が必要なんだと思います。
ロボット人事研究所では、
事業計画を作るお手伝いもできます。
興味のある方はお声がけください!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
3月にセミナーをやります!
言い方を変えるだけで、
社内の「人間関係」が改善し、
社員が誰一人辞めなくなる
『ロボット型』組織づくりセミナー
いつもブログでお伝えしている
「効き脳」診断をしてゲームをしながら、
人と人がすれ違うメカニズムを
参加者の皆さんと一緒に学びます!
平成31年3月13日(水)です。
13時半から16時半です。
今回は日中に開催します!
http://robotjinji.com/2019/02/07/post-817/
皆様の参加をお待ちしています!
コメントを残す