なぜ、「なぜ?」と聞いてはいけないのか?

ある会社の社長さんから
相談を受けました。

 

社員さんに
「なぜ?」と質問したら、
「やめて下さい!」
と言われてしまった
というのです。

 

 

社長さんにしてみれば、
社員さんのことが理解できないので
聞いただけなのに・・・

 

社員さんは、
なぜ、質問されるのが
イヤなのでしょうか?

 

そもそも、社長さんは
なぜ、社員さんのことを
知りたがるのでしょうか?

 

それは・・・

 

社員さんのことを
理解したいからです。

 

では、なぜ、
社員さんのことを
理解したいのでしょうか?

 

 

それは・・・

 

社員さんを
自分の理解できる存在に
したいからです。

 

それは・・・

 

相手をコントロールするのと
同じ意味です。

 

これを聞いて、
「なるほど!」
と思う人もいれば、
「そんなことはない!」
と思う人もいると思います。

 

相手がこう言ったら、
こう言おう!

相手がこう考えているなら、
ああ言おう!

相手が答えなかったら、
こう言おう!

 

結局、相手を説得しようと
しているのでは、
ないでしょうか?

 

自分の正しさを理解させて
その通りにしてもらおうと
しているのではないでしょうか?

 

質問しているのですが、
最終的に、どうするのか?は
聞く前から決まっているのでは
ないでしょうか?

 

 

「なぜ?」と聞かれる方としては
どのように答えても
言いくるめられることが
分かっているのです。

 

だから、答えたくないのです。

 

「なぜ?」と聞くことが
悪いわけではありません。

 

理由を聞くことで
理解できることもあると思います。

 

しかし、「なぜ?」というのは、
そもそも、原因追及のアプローチです。

 

原因になっているものを変えることで
解決しようとすることです。

 

人を変えるということです。

 

 

たしかに
組織を変えるという時に
社員さんも変わってもらわなければ
なりません。

 

しかし、人は変えることはできません。

 

結局、自分で決めて自分でやる
という状況にならない限り、
人は変わろうとしません。

 

だとすると、
「どうなりたいのか?」を本人に聞いて
本人に決めてもらうということ
だと思います。

 

その時に、大事なのは、
本人の「どうなりたいか?」の方向性と
会社の方向性が同じであることです。

 

つまり、
ビジョンが共有されていれば、
多少の困難があっても、
最後は上手く行くのです。

 

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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