共通のビジョンの作り方

前回のブログで
共通のビジョンがあれば
社長も社員も仲間になると書きました。

 

同じビジョンを達成しようとすれば、
同じ目的と目標を目指すことになります。

 

同じ目的と目標を目指すのであれば
それは仲間です。

 

だから、社長と社員に限らず、
チームで何かをしようとする時は
共通のビジョンを作ることが必要です。

 

では、共通のビジョンって
どうやって作るのか?について
書きたいと思います。

 

いつもブログに書いていますが、
ビジョンというのは「映像」です。

 

だから、特別なものではなくて、
私たちは普段からビジョンを描いています。

 

例えば、今日の夜ご飯は何を食べますか?

 

この時に、餃子とビールが思い浮かべば、
それも立派なビジョンです。

 

だとすると、社長と社員の
共通のビジョンって何でしょうか?

 

これもまた、いつもブログに書いていますが、
人はやりたいことしかしません。

 

だから、共通で何かをする時に
やりたいことでないと、
共通のビジョンとして機能しません。

 

先ほどの例で言うと
社長も社員も
ビールを飲みながら餃子が食べる!
とイメージしていれば、
それは実現します。

 

では、会社の中で、
社長も社員もやりたいことって
なんでしょうか?

 

そう質問すると、途端に
共通のビジョンなんてあるのだろうか?
という話になります。

 

確かに、
社長は売上と利益の話しかしない
社員は給与と休みの話しかしない
なんてことが多いのだと思います。

 

しかし、これって、まったく別の話でしょうか?

 

売上も利益も上がらない会社で
給与を上げたり、休みを増やしたり
できるでしょうか?

 

それは不可能です。

 

利益の中からしか
給与は増やせないし、
人を増やさないと休みも増やせません。

 

それは、ちゃんと説明すれば、
社員さんも分かります。

 

なぜなら、社員さん自身だって、
給与の中でやり繰りをしているからです。

 

給与以上の生活ができないように
会社も売上や利益以上の経営はできません。

 

こんな風に、一見すると、
相反するように見えることが、
よく考えてみたら、
同じことだったということがあると思います。

 

だから、最初から
共通のビジョンを描こうとしても、
共通のビジョンは作れません。

 

社長のビジョンと社員のビジョンを
それぞれ描いて、重なっていないか?
を探してみることで、
共通のビジョンが見つかります。

 

だから、そもそも、
社長が自分一人で考えたビジョンを
社員に浸透させようとしても、
それは共通のビジョンにはなりません。

 

社長のビジョンが達成した時に
社員にとってどんな良いことがあるのか?

 

それがイメージできた時に
社員のビジョンが達成できるのか?

 

こんな風に考えた時に
社長のビジョンと社員のビジョンが
つながって感じられれば、
それが共通のビジョンになります。

 

日々の仕事では
いろいろあるんだと思いますが、
同じ会社で一緒に仕事しているのであれば
何かしら、共通しているものはあると思うのです。

 

その共通していることを
見つけて言語化することが、
組織作りのスタートだと思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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