昨日も日本経営合理化協さんの
全国経営者セミナーに参加していました。
昨日、印象に残ったのは、
夏 まゆみ さんのお話でした。
「AKB48」
「モーニング娘。」
の育ての親です。
いわゆる「普通の子」を
アイドルに育て上げる秘訣は
どこにあるのか?
興味津々にお話を伺いました。
育て上げる秘訣は、
1.関係性をつくる
2.環境を作る
3.観察する
の3つだそうです。
1.関係性を作る
教える⇒伝える
与える⇒贈る
見る⇒認める
つまり、指導者のポジションを変える
指導者は偉くないと思うと
関係性が変わると言います。
一緒にやることが大事だ!
2.環境を作る
・好きにさせればこっちのもの
⇒人は好きになれば勝手にやるようになる
・自分をさらけ出せる場所
⇒泥臭く成長するには自己開示が必要
仲間が成長している過程を見えるようにする
3.観察する
「人の育て方に確立的な方法はない」
ここが一番興味を惹かれました!
人と人は違うので、
人を育てるノウハウはない。
ただ、大原則はある。
それは、常に 1対1
AKB48でも、
1対1が48人あると考える。
人と人は違うので、
その人の心に響く言葉が違う
だから、その人の心に響く言葉を
探す必要があると言います。
つまり、必要なことは「観察すること」。
相手に自信を与え、道を示す。
これが、人を育てるポイントだということでした。
夏さんと言えば、
厳しく指導している印象がありましたが、
今回のお話を聞いて、
きめ細かく指導していることを
知りました。
夏さんが言うには・・・
部下は上司の評価を恐れている。
部下は上手く行っているのに自覚しない。
上司に認めてもらって初めて分かる。
だから、上司の言葉は重要だと・・・
「怒る」ではなく「叱る」
「怒る」は感情的で押しつけ。
「叱る」は成長の気付きを与えるために
言葉を探す。
だから、
常に冷静にどのタイミングで
何を言うか?を考えている
とおっしゃってました。
LOVEマシーンで、センターを
安倍なつみから後藤真希にする時も
後藤真希は遠慮して力を発揮しない…
そんな後藤真希に…
「何やってんの!」
「あなたがセンターなのは、
選ばれたからでしょ!」
「舞台の上では遠慮なくやりなさい。
先輩を敬うのは楽屋でやんなさい!」
センターを奪われた安倍なつみには…
「何やってんの!」
「あなたはモーニング娘。の顔でしょ!」
「どこにいたって全力でやりなさい!」
誤解を恐れず言うと、
夏さんの話は決して上手い訳でありません。
でも、アイドル達の心に響いていました。
理屈っぽく説明するよりも
いつもレッスンで自分を観てくれている
夏さんになら、何を言われても
聴けるのだと思います。
結局は、
何を言うか?よりも誰が言うか?
言われるほうは、言う人をよく観ています。
単に感情をぶつけにきているのか?
自分の成長を願っているのか?
を感じ取るのだと思います。
あらためて、指導する側の「本気」が
問われているのだと思いました。
今日も、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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