昨日、半年ぶりに
顧問先の会社さんに訪問しました。
いつもは、電話とメールの
やり取りをしています。
ちょっと込み入った件が
あるというので、
お話を聞きに伺いました。
会社に入ったら、
ちょっと雰囲気が変わっていました。
営業部の一角にお酒コーナーがあります。
その中には日本酒が並んでいます。
いつもは、
経理と人事を担当している
女性が一升瓶を発送してます。
社長は、待ち合わせ時間に遅れて
「ごめん!ごめん!今、集金でさぁ~」
と言って、部屋に入ってきました。
「何やってんですか?」
と聞いてみました。
すると・・・
「見りゃわかんでしょ!」
「酒屋だよ!」
えっ?
ムライ酒店
http://muraisaketen.jp/
この会社さんは、もともと製造業です。
高山に工場があって、東京が本社で、
総務と営業と開発があります。
そういえば、半年前に
酒税の免許だ云々と言われて
行政書士さんを紹介しました。
それがこんなにもカタチに
なっているなんて・・・
「なんで、酒屋なんですか?」
と聞いてみました。
すると・・・
「友達が蔵を作ってさぁ~」
聞けば、
農口さんという蔵元です。
農口尚彦研究所
https://noguchi-naohiko.co.jp/
「菊姫」(菊姫/石川)や
「常きげん」(鹿野酒造/石川)
など有名な日本酒の杜氏です。
JALのファーストクラスで
初めて採用された日本酒が
「菊姫」だそうです。
また、この農口さん、
NHKのプロフェッショナルにも
出演しているような方です。
いったん、引退したそうですが、
蔵元を再建することにしたそうです。
「それにしたって、酒屋さんとは、
思い切ったことをしましたね!」
と言うと・・・
「ほら、高山に工場があるじゃん!
高山の日本酒も一緒に売れるかな〜
と思って・・・」
「思ったって、やらないでしょ!」
しかし、そこは・・・
ぱっと閃いたら、シュッとやります。
初月の売上が50万円だそうです。
「すぐに10倍ぐらいになるじゃない?」
とおっしゃってました。
詳しくは書けませんが、
お話を聞くと、なるほどなりそうです。
なんで、こんなことを思いつくのでしょう?
これは、効き脳でいうと
創造脳のDです。
効き脳についてはコチラ
https://robotjinji.com/blog/2017/01/22/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E9%81%95%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%80%81%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%84/
創造脳のDは、
情報の断片(アイデア)を集めて、
全体を構成することができます。
しかし、アイデアだけでは
形になりません。
アイデアを形にしなければ
なりません。
それをまとめるのが
理屈脳のAの役割です。
アイデアを論理的に検証します。
次にお客様に伝わるように
分かりやすくする必要があります。
これができるのが、
友好脳のCです。
そして、最終的に決断するのが、
創造脳のDです。
こうしてビジネスが立ちがります。
しばらく順調に育ちます。
小さいビジネスなら
社長さんが、臨機応変で、
回っていきます。
昨日のように、
経理の社員さんがは発送して、
社長が集金に行くみたいな・・・
しかし、ある程度の規模になると
社長が集金に行けなくなります。
ここにきて、仕組みが必要になります。
そこで、活躍するのは、
計画脳のBです。
計画脳のBは、
決められた仕組みをきっちり回します。
効き脳の順番を整理すると、
創造脳のD
↓
論理脳のA
↓
友好脳のC
↓
全体脳のD
↓
計画脳のB
この順番で中心人物が変わっていくと
組織が順調に大きくなります。
今後、売上は順調に
伸びていきそうなので、
社長さんと一緒に
組織を大きくできたら、
面白いだろうな!と思います。
日本酒の好きな方、
是非、買ってみて下さい!
ムライ酒店
http://muraisaketen.jp/
あっ、ちなみに私はお酒が飲めません(笑)
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
大事なことを小冊子にまとめました!
戦略に違いがなくなり、実行力の差が
会社の業績を左右する時代になりました。
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