サッカーワールドカップで
日本がベルギーに敗れ、
わが日本代表の冒険は終わって
しまいました。
直前の監督の解任から、
コロンビア戦のジャイアントキリング
セネガル戦の驚異的な粘り
ポーランド戦のボール回し
ベルギー戦での強襲
よくぞここまでチームが
まとまったものだと思います。
結果、ベスト16
結果として、
ハリル元監督の解任は
正しかったのかもしれません。
こればかりは、分かりません。
![](https://robotjinji.com/blog/wp-content/uploads/2018/04/ハリル-1024x627.png)
しかし、この4年間、
見たこともない日本代表の強さで
世界を驚かせたのは間違いありません。
監督が変わって、
間違いなく、日本代表は変わりました。
それでは、一体、ハリル元監督の何が
問題だったのでしょうか?
![](https://robotjinji.com/blog/wp-content/uploads/2017/02/666053-1-198x300.jpg)
日本代表を取材するわけに
いきませんし、
ハリル元監督や西野監督に
インタビューするわけにも
いかないので、選手のコメントから
推測したいと思います。
さすがに、西野監督も選手も
ハッキリしたことは言っていません。
ただ、西野監督は、ベルギー戦の後の
インタビューで
「日本代表を激変させたかった」
と言っています。
![](https://robotjinji.com/blog/wp-content/uploads/2018/07/nisino.jpg)
この言葉からも、
ハリル元監督のやり方を是として
いなかったことが分かります。
また、積極的な発言をしているのが、
乾選手です。
「俺らからすると、
その判断(ハリル元監督の解任)は
そのときから素晴らしいと思っていたし、
勇気ある決断だったと思っている」
「そのときから西野さんを信頼していたし、
その判断をした協会に自分たちが応えない
といけないと思っていた。
(W杯で)勝ったからどうではなく、
このチームでやるとなった時点で
(西野監督を)信頼していた」
「あのとき
昨年11月(ベルギー戦0-1で敗戦)は
戦い方という意味でバラバラだった。
選手同士はバラバラではなかったけど、
戦い方のやり方がなかったというか、
バラバラだった」。
「今は意思統一して攻撃も守備もできている。
そこが違い。
ハリルさんのときは、
基本的に縦に速いサッカーをしないと
いけなかった。
でも自分たちにそういうタイプのサッカーは
合わないと思う。
この3試合はボールを保持しながらやっていたし、
それが日本の良さ。
それはベルギー相手でもできると思う」
![](https://robotjinji.com/blog/wp-content/uploads/2018/07/20180703_takashi-inui_shinji-kagawa122.jpg)
つまり、
4年間準備してきたにもかかわらず、
戦い方がバラバラだったということです。
戦い方のビジョンが見えなかった
のだと思います。
おそらく、このままでは、戦えないと
選手は思ったのだと思います。
これについても、
選手も手をこまねいていたわけ
ではなかったようです。
キャプテンの長谷部選手も、
ハリル元監督解任後のインタビューで
次のように答えています。
「コミュニケーションに関しては、
いろんな部分で監督とは試行錯誤してきて、
本音でいろいろ話し合ってきた。
その中でこういう結果になったのは
大きな責任を感じている。」
![](https://robotjinji.com/blog/wp-content/uploads/2018/07/001b0fe1.jpg)
この3名のコメントだけで
判断するわけにはいきませんが、
どうやら、監督がビジョンを示せない中、
選手のビジョンのほうが先に形になって
しまっていたように思います。
これを会社に置き換えると、
現場では、どのようにしたら
上手くいくかが
分かっているのに、
社長だけが分かっていなくて、
とんちんかんなことを言っている・・・
こんな感じだと思います。
![](https://robotjinji.com/blog/wp-content/uploads/2017/03/666207-2-157x300.jpg)
社長の言っていることが
全部間違っている訳でもないですし、
社員が言っていることが
全部正しい訳でもありません。
ルービックキューブです。
人には認知の限界があって、
必ず、見えない面があります。
だから、現場の意見を取り入れながら、
何が最適か?を決断していくことが
大事だったのだと思います。
しかし、ハリル元監督は、
現場の声を聴かなかったのだと思います。
選手同士のミーティングを禁止し、
監督が考えるを形にすることだけを
求めました。
その結果、
監督側と選手側の認識のズレが、
最後の最後まで埋まらずに、
日本サッカー協会が解任の判断を
したのだと思います。
![](https://robotjinji.com/blog/wp-content/uploads/2018/04/images.jpg)
本来であれば、
選手は監督の指示に従うべきだった
と思います。
日本サッカー協会は
監督を支持すべきだったと思います。
組織論としては、
今回の解任は間違いだと思います。
しかし、
ベスト16という結果が出てしまうと、
解任という判断は肯定されて
しまいます。
本来であれば、徹底的に話し合う
べきだったんだと思います。
だからこそ、前述の長谷部選手の
コメントになるのだと思います。
![](https://robotjinji.com/blog/wp-content/uploads/2017/03/665946-157x300.jpg)
結局、話し合いが足りないのです。
一体、どれだけの時間を
取ったのでしょうか?
もっと前に
ズレを修正できなかったのでしょうか?
これは、会社でも起こっています。
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今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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