会議の形を決めるのは大事な仕事

河野太郎デジタル大臣が、
「デジタル行財政改革会議」の新設に併い、
既存のデジタル関連の会議を
年内に廃止を含めて再編する意向を示した
というニュースを目にしました。

 

会議のやり方を変えるのは、
大事なトップの仕事だと思います。

 

組織で動いて成果を出すために
情報共有が大事です。

 

どんなに有効な打ち手であっても
実行しなければ成果は上がりません。

 

組織としてやると決めたことを
組織全体で実行することが必要です。

 

しかし、
実際は、トップがやると決めても
やらない人が出てきます。

 

トップが決めたんだから
やるのが当たり前だ!というのは
その通りなんですが、
人はやりたいことしかしないので
必ずしもやるとは限りません。

 

やると決めたことをやるには
何のためにやるのか?
どうやってやるのか?
いつまでやるのか?
といった情報が必要になります。

 

また、現場は現場なりの事情も
あります。

 

お互いの背景を共有しつつ
やったら上手く行きそうだ!と
お互いが思えるようになれば、
最高です。

 

そこまで行かなくても、
少なくても何のためにやるのか?
については理解してもらうことが
必要です。

 

そうなると、一方的な
情報伝達だけでは十分ではく
直接対話をする必要があります。

 

直接対話するためには、
「場」が必要です。

 

それが会議です。

 

会議もやったらいいんですが、
会議をやるためには、
時間が必要です。

 

しかも、リモートではなく、
顔を合わせて会議をするとなると
移動時間も含めて、
かなりの時間になります。

 

その間、生産的な活動が
できなくなるので、
売上や利益にマイナスの影響を
及ぼします。

 

だから、
やりたくてもできないのですが、
しかし、会議で顔を合わせて
対話をしないと、
腹落ちして行動に移すということが
ないと思うのです。

 

それで、やると決めたことが
やれればいいと思うのですが
ほぼできていないんじゃないか?
と思うのです。

 

だとしたら、
コストをかけてでも
会議をやると決めることが
必要です。

 

で、コストがかかるから
トップが決めるべきだと思うのです。

 

いかに効率的にやるのか?
というアイデアはいろいろあっていいと
思いますが、
少なくても、やると決めるのは
トップが決めないと決まらないと
思うのです。

 

いつもコンサルティングの時に
言っているのですが、
器がないと中身が盛れません。

 

みなさん、中身の話をするのですが、
器の話をしないのです。

 

器があって、中身が盛れます。

 

器というのは
話し合いの「場」や会議のことです。

 

器は最初からありません。

 

また、状況によって、
適切な形も変わります。

 

だから、器を常に見直して
最適な状態にしていくのが、
大事なことだと思っています。

 

それが、社内で
できるようになればいいなぁ~
と思っているのですが、
なかなか難しいので、
私がお手伝いしている感じです。

 

私がやっているのは
それだけですが、それだけで、
組織の成果は上がります。

 

だって、
皆さん、頑張っているし、
かみ合っていないだけですから・・・

 

もったないなぁ~って思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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