強みを活かすのはクリエイティビティ

チームビルディングの勉強会で
ラグビー日本代表の元ヘッドコーチの
エディ・ジョーンズさんのDVDを
観てからというもの、
エディさんが気になっています。

 

というわけで、
この本を読んでみました。

 

コーチチングとは
「信じること」

https://goo.gl/PFpoZz

 

今日は、その中で気になったことを
書いてみようと思います。

 

エディさんは、
「日本にクリエイティビティを
賞賛する発想がないのは不思議です」
と書いています。

 

サッカーで言えば、
香川選手
(この本は2015年に書かれた本で
今回のロシアW杯の3年前です。)

 

他の誰もが真似できないような
アイデアを、プレーで実践し
得点につなげる…

 

素晴らしいことですが、
リスクもあります。

 

香川選手がペナルティエリアで
ヒールパスでチャンスを
作ることもありますが、
ボールを失うこともあります。

 

日本ではチャンスを作った
ことよりも、ボールを失ったことに
フォーカスが当たることが
多いといいます。

 

 

そもそも、香川選手が
クリエイティブなプレーをするのは、
体格的に恵まれていないからです。

 

だからこそ、自分の強みを
クリエイティビティを使って
最大限に発揮しているのだと
いうのです。

 

つまり、
強みそのものというよりも
クリエイティビティであること自体に
価値があると言います。

 

なるほど!と思いました。

 

 

私の効き脳は、AとCが高くて
BとDが弱いです。

 

 

効き脳を簡単に説明すると
Aは、論理的な思考
Bは、計画的な思考
Cは、友好的な思考
Dは、企画的な思考

 

B(計画)はあきらめているところが
ありますが、
D(企画)はコンサルタントとしては
あきらめるわけにいきません。

 

だから、私はA(論理)を使って
D(企画)を補っています。

 

具体的に言うと、
学ぶことでD(企画)を補っています。

 

これはA(論理)を
クリエイティビティを使って、
最大限に発揮している
ことになるのだと思います。

 

つまり、
強みをクリエイティブに使って
弱みを無力化する…

 

なぜ、こんなことができるのか?

 

それは、
効き脳診断をすることで
自分の強みがA(論理)であることを
知っているからです。

 

 

しかし、エディーさんによると、
日本人は自分の強みに気づかなかったり、
強みを前向きに評価したがらない
といいます。

 

エディさんがサントリーの監督時代に
選手に「強みは何か?」と聞いたら
みんな判で捺したように
自分のできないことを三つくらい
あげるのだそうです。

 

これは日本の教育の影響だと
いいます。

 

まずは、
自分の向上できそうなことを探す…

 

自分を肯定的に捉えるのではなく
否定的なところから入って、
自分を成長させるほうが、
指導者に評価されるからだそうです。

 

しかし、本当に評価されるべきは、
自分の強みに気づき、
自分の強みがチームでいかに機能するのか
を理解できる選手だといいます。

 

つまり、自分を知って
自分をいかに使いこなすか?

 

昨日のブログに書いた通りです。

 

 

そのためには、
自分を肯定的に捉えることから
始めなければならない
といっています。

 

得意なことも
苦手なこともある自分

 

ないものねだりをしても
仕方がありません。

 

それをクリエイティビティで
いかに克服していくか?

 

だから、「ミスをしない」ことよりに
クリエイティビティを大事にした
ほうがよいといいます。

 

最後に、エディーさんは言います。

 

コーチにとって大切なのは、
「選手はなぜそういう決断をしたのか?」

 

そこに、クリエイティビティがある!

 

人は選んで行動をしています。

 

であるならば、
そこには何らかの考えがあるはずです。

 

だからこそ、
結果よりもプロセスに理解を示すべき
だと言っています。

 

コーチングとは「信じること」

 

う~ん、深いですね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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