なぜ、普通の人がノーベル賞を取れないのか?

日本で5人目の生理学・医学賞
を本庶教授が受賞しました。

 

本庶教授は、
免疫の力を引き出してがんを
治療する画期的な治療法を
生み出すきっかけを作りました。

 

ノーベル賞受賞の記者会見で
こんなことを言っていました。

 

「簡単に信じないこと」

 

何かをやり遂げた人の言葉って
面白くて、いろいろと考えさせられます。

 

本庶教授が言っているのは、
行動経済学でいうところの
「システム1」と「システム2」の話です。

 

 

「システム1」は、
早い思考と言われていて
感情や直感です。

 

それに対して、
「システムに2」は、
遅い思考と言われていて
理屈や理論です。

 

違う!とか、
そんなわけないじゃん!というのは、
「システム1」です。

 

それに対して、
それはどういうことか?
と探求していくのが
「システム2」です。

 

つまり、
「システム1」で感じたことを
「システム2」で深めていくことが
大事だとおっしゃっています。

 

 

じゃ~!いつも
「システム2」で考えればいいじゃん!
という話になると思います。

 

しかし、
そんなわけには行かないのです。

 

なぜならば、
「システム2」を使える時間は
限られているからです。

 

ウルトラマンのカラータイマー
みたいなものです。

 

 

3分ということはありませんが・・・

 

通常、「システム1」は
何の負担もなく作動します。

 

無意識と言っていいと思います。

 

しかし、
「システム2」を使うのは、
メチャクチャ、脳を消耗させます。

 

だから、
「システム1」で
「おかしいな!」と思っても、
普通の人はめんどくさがって、
「システム2」で思考することをしません。

 

思考したとしても、
すぐにあきらめてしまいます。

 

ノーベル賞を取るような人って、
この「システム2」を使える時間が
長いのだと思います。

 

1時間でも2時間でも
ウルトラマンでいられるようなものです。

 

つまり、超人なんです。

 

 

では、普通の人はどうしたらよいのか?

 

それは、
「システム2」が機能する時間に
大事なことを考えるということです。

 

この「システム2」は、脳の機能なので、
脳が元気なうちに使うということです。

 

それは、朝です。

 

脳は、寝るとリセットされるので、
「システム2」を使うのであれば、
朝が一番です。

 

私がブログを、朝、書いているのは
それが理由です。

 

逆にいうと、
ブログを書くだけで、
「システム2」のかなりの部分を
消耗していることになります。

 

ということは、
ブログを書いた後の私は、
出がらしのお茶っ葉みたいなものです。

 

 

ただ、「システム2」は使っていると
その容量がだんだん増えてくるそうです。

 

そういえば、二番茶でも、
それなりのお茶が出るように
なってきた気がします。

 

何事も継続は力なり!ですね!

 

続けていることに意味があると思うので、
今日も、明日も頑張ります!

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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