自由は好きだが、選択するのはイヤ!

昨日と今日、外出の予定がなく
事務所でゆっくりしています。

 

いつもはお客様のところに
訪問することが多く、
時間に追われながら
仕事をしています。

 

そのため、
やっつけ仕事になってしまって
もう少し時間があれば、
丁寧に仕事ができるのに・・・
なんて思ったりします。

 

 

では、時間があったら、
丁寧に仕事をするのか?というと、
意外とそんなことはありません。

 

皮肉なことです。

 

望みどおり、
時間が手に入ったのに
思ったように
時間がうまく使えない・・・

 

何もしないで、
1日過ぎてしまうと
なんとも言えない罪悪感を
感じます。

 

結局、人って、
時間があれば、あるなりに、
時間を過ごしてしまいます。

 

 

自由な時間があるということは
選択肢がたくさんあるということです。

 

選択肢がたくさんあるということは
可能性があるということですが、
選択には責任が伴います。

 

選択を誤れば、
失うものが多くなります。

 

失うものが多くなると、
後悔することになります。

 

そうなると、
人は選択しないことが
正解のように思えてきます。

 

失うぐらいなら、
何もしていないのが
正解だと思ってしまう・・・

 

なぜでしょうか?

 

 

これは、このブログで
何度か紹介している
「損失回避性」です。

 

人は損失による苦痛を
必要以上に恐れます。

 

通常、同じ利益、不利益だとすると
失うほうが1.5~2.5倍のインパクト
があると言われています。

 

例えば、
30,000円を得られて感じる喜びが
10だったとすると、
30,000円を失って感じる不快感は
15~25に感じられるということです。

 

 

つまり、通常、
30000円得られる可能性が50%
30000円失う可能性が50%
という賭けには、のらないのです。

 

失うのを恐れる結果、
利益を手にする可能性を
排除してしまいます。

 

人間の認知が引き起こす
「罠」です。

 

この「罠」から抜ける方法は
ただ1つだけあります。

 

 

それは、選択しなくても
良いようにしておく
ということです。

 

それは、どういうことか?
というと・・・

 

事前に「やること」を決めておく
ということです。

 

よく「計画が大事だ」
と言われますが、
それは、人は、現実を目の前にして
正しく選択できないからです。

 

だから、選択しなくてもよいように
事前に計画をしておくことが
必要なのです。

 

自由な時間が大事なのではなくて、
自由に選択できることが
大事なのだと思います。

 

休みなんだから、
何もしないという選択が
あってもよいと思いますが、
結果的に、何もしていなかった
ということはあっても、
最初から、
その選択肢を選べないんですよね!

 

 

分かっていても、どうしようもない・・・

 

それが「損失回避性」

 

つまり、「認知」の限界だから、
仕方ないんですよね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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