今日もゴーン氏に
ついて書きたいと思います。
ゴーン氏が
日産を立て直すことが
できたのは、
無茶ができるからだと
お話しました。
だからこそ、若手を抜擢して、
従来のやり方を抜本的に
見直しました。
それが可能になったと
思われるのは、
ゴーン氏の「効き脳」です。
もちろん、ゴーン氏に
効き脳診断をしたわけでは
ありません。
だから、想像でしか
ないのですが、おそらく
DAだと思います。
※あくまでも想像です!
D(全体脳)とA(論理脳)が
高いのだと思います。
そうだとすると、
全体像を描くのが得意で
論理的に戦略を組み立てることが
できます。
だから、日産に来た時も、
どうやったら、立て直すことが
できるのか?は、
分かっていたと思います。
ただ、D(全体脳)とA(論理脳)が
高いということは、
同時に、B(計画脳)とC(友好脳)
が低いということです。
そうなると、
形式的なことが苦手で
あまり人のことを気にしません。
つまり、
改革を一気に進めるのは
得意ですが、管理とか、
人身掌握は不向きです。
危機的な状況の中で
危機を脱するという
分かりやすい共通の目的に
チームを向かわせるのは
得意だと思います。
しかし、
危機的な状況を脱して、
チームメンバーがそれぞれに
やりたいことを実現できる
組織にするのは
不得意だと思います。
当然、どんな優秀な人でも
得意不得意があります。
だから、不得意なところは、
誰かに補ってもらう必要が
あります。
ゴーン氏は一流の経営者ですから、
そんなことは百も承知だった
と思います。
しかし、いかんせん、
改革がうまくいきすぎました。
日産はV字回復をし、
ゴーン氏は自信を深めたと思います。
ルノーのCEOにもなり、
もう自分の強み全開で
仕事をしていたと思います。
しかし、
強みと弱みは光と陰です。
強みを発揮すればするほど、
弱みはむき出しになります。
弱みを指摘する声は
耳に入らなくなっていた
と思います。
ずさんな管理は放置されて、
部下の心は離れていく・・・
そして、
その時がやってきました。
ゴーン氏は
強みでやらかしたのだと
思います。
優れた能力ゆえに
自信を深め、弱みがむき出しに
なっていることに気付けなく
なっていました。
光り輝く能力のために
自分の闇に気がつきませんでした。
一般的に、強みはいいもの、
弱みは悪いものだと
思われています。
しかし、強みや弱みに
良い悪いはないのです。
ただ、強みと弱みがある
だけです。
弱みが晒されている時
人は注意をします。
しかし、
強みが発揮されている時は
調子に乗っています。
だから、
人は強みでやらかすのです。
私の効き脳は、
ACです。
A(論理脳)とC(友好脳)が
高いです。
このタイプは難しいことを
分かりやす話すのが得意です。
そうなると、
説明したがります。
しかし、
リボーンでは説明は禁物です。
なぜなら、説明では、
心を震わすことができないからです。
物語を語らないと
いけません。
リボーンアワード当日
私が、強みをコントロールして
説明ではなく、物語ができるか?
がポイントになると思っています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
リボーンアワードまで・・・
あと13日
皆さん、応援よろしくお願いします。
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