万策尽きて最後に残るもの

ブログでいろいろな本を
ご紹介させていただいています。

 

そんな中でも、
おそらく最も登場回数が多い本が
この本だと思います。

 

キリンビール高知支店の奇跡
勝利の法則は現場で拾え!
(講談社+α新書)

https://goo.gl/ZN4MaK

 

日本経営合理化協会の
全国経営セミナーで
著者の田村さんのお話を
お聞きした時に感動し、
名刺交換をさせていただきました。

 

その時に書いたブログがコチラ
『理念を力に』

理念を力に

 

その時から
田村さんには、
僭越ながら、私のメルマガを
送らせていただいています。

 

先日も、ブログで
田村さんの著書をご紹介を
させていただきました。

 

そうしたら、
ご丁寧にメールをいただき、
ご著書を送っていただきました。
(田村さん、ありがとうございます!)

 

その本がコチラ

人生に奇跡を起こす営業のやり方
(PHP新書)

https://goo.gl/7WNmFZ

 

田村さんがキリンビールを
立て直したプロセスを
東洋思想研究家である田口先生
との対話の中で解き明かすという本です。

 

読ませていただき、
ものごとの本質は一つであることを
再認識しました。

 

田村さんは、
キリンビールが苦境に陥ったのは
キリンビールらしさを
自分たちが見失ったためだと
おっしゃっています。

 

さらに・・・

 

キリンビールらしさを定義して、
本来持つ「強み」の強化へ
方針を定め直したことが
成功を生んだと
おっしゃっています。

 

この話を個人に当てはめても
全く同じ話になると思います。

 

もともと、
人には「強み」があります。

 

その「強み」を活かせば
成果が出るはずなんです。

 

しかし、
周りで成果が出ると
自分の「強み」を忘れて、
人のマネをしようとする・・・

 

しかし、そもそも、
人と人は違うので
人のマネをしても成果がでません。

 

大事なことは
自分の「強み」を活かして
成果をあげる方法を見つけることです。

 

しかし、
ここで問題にぶち当たります。

 

そもそも、
自分の「強み」ってナンダ?
ということです。

 

田村さんは
キリンビールの「強み」は
理念にあったとおっしゃっています。

 

『品質本位』

 

『お客様本位』

 

そこに思い至ったのは
「美味しいビールをつくろう」
と一生懸命になっていた
工場の仲間たちの存在です。

 

妥協のないものづくり

 

「強み」は急にできるものでも
急に現れるものでもありません。

 

ただただ、コツコツと積み上げて
来たものだと思うのです。

 

そう考えると
「強み」は作るものではなくて、
あるものだと思うのです。

 

当たり前すぎて、
気付けないくらい身近にあるもの。

 

だから、自分では気付けない。

 

田村さんは
それをお客様に教えてもらったと
おっしゃっています。

 

『品質本位』

 

『お客様本位』

 

理念を再認識するところから、
キリンビールの復活が始まります。

 

「強み」はもともと存在していました。

 

だから、新たに何をするわけでも
ありません。

 

「強み」を自覚して活かす!

 

「強み」の価値を知ることだと思います。

 

では、どうしたら
「強み」の価値に気付くのか?

 

それは、修羅場なんじゃないか?
と思います。

 

「強み」って
本当に万策尽きた時に
最後に残るものなんじゃないか?
と思うんです。

 

それがこの本で言っている
「悟り」なのかな?
と勝手に解釈しました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

4月のセミナーを開催します!

 

言い方を変えるだけで、
社内の「人間関係」が改善し、
社員が誰一人辞めなくなる
『ロボット型』組織づくりセミナー

いつもブログでお伝えしている
「効き脳」診断をしてゲームをしながら、
人と人がすれ違うメカニズムを
参加者の皆さんと一緒に学びます!

2019年4月19日(金)です。

14時半から17時半です。

http://robotjinji.com/2019/03/07/post-823/

 

GW前、最後のセミナーになると思います。
皆様の参加をお待ちしています!

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