その時その時、精一杯で、それでいい!

絵本作家の
エリック・カールさんが
5月23日に亡くなったそうです。

 

「はらぺこあおむし」という
絵本の作家として有名です。

 

エリック・カールの世界

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うちには、
エリック・カールさんの
サイン入りの絵本があります。

 

なぜなら、
私が20年前に勤務していた
ホテルにお泊りになったことが
あるからです。

 

娘が生まれる前だったので、
絵本のことも知らずに
周りがどうして騒いでいるのか?
ピンと来なかったのですが・・・

 

なんか、急に、
ホテルで働いていた20年前のことを
思い出しました。

 

28歳の時、
三代目の経営者として
中途入社したので、
みんなに認められたいと思って、
第一線で働きました。

 

誰よりも早く会社に来て、
誰よりも遅くまで働いていました。

 

社員の3倍働いて、
現場を細かく管理をして、
無駄をなくし、
社員を鼓舞して、
赤字だった会社を
単年度ですが黒字にしました。

 

それで、私は、
経営者としての仕事をしている
と思っていました。

 

しかし、現場に入って、
汗まみれになって働いている私のことを
祖父はよく思っていませんでした。

 

そんなことは
経営者の仕事ではない!と・・・

 

しかし、
私からすると、祖父は、
赤字の経営をしていて、
何が経営者だ!と思っていました。

 

私がそんな態度ですから、
祖父は気に入らなかったと思います。

 

祖父の目の前では、
これみよがしに
現場に出て働いていました。

 

『あなたは間違っている!』
という空気がダダ漏れしていた
と思います。

 

そんなんだから、
お互いの関係性が悪くなって、
とうとう、私は会社を辞めることに
なりました。

 

その結果、
その会社は2年後に買収されて、
その2年後に倒産しました・・・

 

結局、私の決断が、
私についてきてくれた
社員を見捨てることになり、
社員の人生を狂わせてしまいました。

 

祖父の言っていることも
今なら、わかります。

 

経営者が現場に出ていたら、
経営者としての仕事はできません。

 

しかし、当時の私は、
それを受け入れるだけの余裕が
ありませんでした。

 

目の前の赤字を
黒字にすることが大事だと
思っていたのです・・・

 

それも間違いではないのですが・・・

 

まさに、
ルービックキューブです。

 

自分の面を揃えるのに
固執するあまり、
他の面を揃えようとするのを
邪魔してしまう・・・

 

強引に動かしたら、
ルービックキューブは壊れます。

 

自分の正義が人を傷つける

 

みんな、頑張っているのに、
かみ合わずにお互いを傷つける

 

そんなことをなんとかしたい!
と思って、
この仕事をしています。

 

過去に起こったことは、
変えられません。

 

しかし、過去に起こったことの
意味は変えられる・・・

 

このコロナ禍も
オリンピック・パラリンピックも
後から考えると、
何かのキッカケになっているかもしません。

 

ただ、言えることは、
その時、精一杯、やることかな?
と思います。

 

私も、あの時、精一杯やっていたから、
今があるのだと思います。

 

できることしかできません。

 

こんな時だからこそ、
できることを精一杯やっていこう!
と思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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